「髪のこと・頭皮のこと」カテゴリーアーカイブ

パーマは、強力なスタイリング剤です。。。

 

【デジタルパーマのススメ】と題して、

大阪でデジタルパーマのセミナーをやってきました。

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デジタルパーマって、

巻き髪風にしかならない…

とか、

どうしても仕上がりの質感・風合いが固くなってしまう…

とか、

初期のイメージでそう思っている美容師さんが多く、

上手く活用出来ていない現状があります。

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もっと上手く使いこなせば、

コールドパーマでは出来にくいデザインや、

やりにくい髪質への対応、

と、かなり可能性があるはずなんだけどね。。。

 

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という事で、

現在SSAで学んでいる方々、

昨年セミナーに参加されていた方、

また、SSAの受講を考えているんだけど、

どんなことをやっているのか、見てみたいなぁ…

と言う方に向けて、

今回の開催となりました。

 

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内容に関しては、

来て頂いた方々にきちんと伝わっていれば、

ここで書くことはそんなに無いんだけど…

 

19時スタートで22時の終了まで。

皆さん熱心で、

出来るだけ見逃さず、一つも聞き逃さず、

少しでも新しい発見が出来る様に!!

と言う姿勢に感銘を受けました。

 

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まだ、勉強を始めていない人にとっては、

薬剤の特性を正しく理解し、

お客様一人一人の髪質やダメージを、的確に把握し、

デザインに合わせて、手法や技術を選んで、施術を進めていく。

というのが、

どうも面倒臭かったり、難しかったりするんだろうけど…。

 

僕からしたら、

そういうのを分からないままやってるのって、

 

逆に怖くて仕方がない。

 

もっと安心して、デザインに集中出来た方が良いのになぁ…

って思ったりします。

 

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出来るだけ、

表現出来るデザインの幅を拡げたいし、

それが結果として、

サロンワークでの提案の幅を拡げる事に繋がる。

 

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パーマって、

何でかけるかはともかく、

洗っても無くならない、

強力なスタイリング剤だと思う。

 

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乾かせば、

意図したデザインが再現される。

少し手を加えれば、格段に素敵になれる。

そんな、デザインの土台作り。

 

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美容師のスキルとしては、

アイロンワークを含めたスタイリングの技術は、

とても大切だし、もっと上手くなる必要があると思うけど…

 

翌日もきちんとデザインが再現されるという意味では、

アイロンで作ったスタイリングは、翌日は再現されない。

 

アイロンが必要なスタイルは、

スタイリングで作られたヘアスタイルであって、

ヘアデザインとは、呼べないと僕は想っています。

 

だから、

僕は、ヘアデザインを売っているという事にこだわっているし、

サロンワークの仕上げでは、ほとんどアイロンを使わない。

 

スタイリングは、スタイリング。

 

僕は、やっぱりヘアデザインで勝負したい。

 

パーマのセミナーでは、いつもこんな気持ちをお伝えしています。

 

 

 

お手伝い頂いた、関西のSSAメンバーの皆さん。

有り難う御座いました!!

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美髪って。。。

ここんとこ、シャンプーやヘアケアのことを、

ちょこちょこと記事にしておりますが…。

 

やっぱ大切だと思うんですよ。

髪がキレイなのって。

 

日本は、オシャレの平均値がかなり高く、

当然ヘアスタイルへの意識も高い。

多分、世界中でこんなに多くの人がオシャレ出来る国って、日本くらいだと思うんですよね。

 

だから…髪が一番傷んでいるのも、日本人じゃないのか?って思います。

 

これは良い意味でも悪い意味でもね。

 

オシャレって、リスクを伴うんですよ。

でなきゃ、

メイクも止めよう!

ヘアカラーも止めよう!

パーマも止めよう!!

なんなら…洗うのも止めよう!!!

みたいになっちゃう。

 

でも、違うよね。

 

よりキレイに魅せる為のビューティー。

 

でも、、、

頑張れば頑張っただけ、負担がかかるという負の部分があるのも確か。

 

でも、その負の部分をプラスにするのがケアですよ。

どうやって、その部分を補っていくか?

 

サロンでやるケアも勿論だけど、

やっぱりお家でどんだけやってるか?なんですよ。

 

毎月サロンに通ってる人でも、年12回。

一般的な人だと、年4〜6回位じゃないでしょうか。。。

 

それが、家で頑張ってる人は、少なめに見ても年300回以上はやってることになる。

 

この差はあまりに大きい!!

 

家でやるケアってのは、シャンプーの事ね。

 

このシャンプーという行為を、

マイナスなのかプラスにするのかは、使うシャンプーで変わるんだよね。

 

どうせ毎日やるんだから、プラスになった方が良いよね?!

って話です。

特別なヘアケアではなく、オシャレの為の日常に。

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キレイな人は頑張っています。

 

髪がキレイだと、きっと数倍輝いて見えます。

貴方も頑張りましょう☆彡

 

 

シャンプーソムリエロゴ

2015年9月 シャンプーソムリエの資格を取得しました。
シャンプーに関して、お困りのことがあれば、何でもご相談下さい。

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switchのシャンプーはこんな感じ。。。

switchで取扱中のシャンプーを、ザックリとまとめてみました。

現在、商品棚に並んでいる物です。

この他にも、業務用で使っている物や(例えばクレンジングシャンプーとか、コラーゲンシャンプーとか…)

ヘッドキュアで使用しているEralのシリーズもありますが、そちらはまたの機会に。

先日書いたシャンプーの選び方を、表にした物です。

 

頭皮の乾燥の所は、年齢に置き換えて見ると分かりやすいです。

年齢が上がってきたら、安いシャンプーはマズイという事になります。

 

シャンプーの選び方.001

 

表中の髪のダメージの所は、右に行くと髪の修復力が上がるという見方になります。

シャンプーで修復?トリートメントじゃないの??

と思うかも知れませんが、シャンプーの成分の方が、髪に残りやすいのです。

だから、洗浄成分が何から出来ているか?が重要なのです。

 

シャンプーの選び方.002

 

一応、カラーの明るさ(髪のアンダートーン)をダメージ度の基準にしていますが、パーマをかけている人は、もうちょっと右にずらすイメージです。

ただどんな風にパーマをかけたか?でも変わるので、ココは飽くまでswitchのお客様基準です。

シャンプーの選び方.003

 

分からない事があったら、スタッフに聞いて下さい。

 

P.S.

また最近、シャンプーの良い悪いで、Net上では盛り上がっているみたいですが…

間違った情報に惑わされず、本当に自分に合う物を見付けて欲しいですね。。。

悪い商品というのは無いんですよ、世の中に。

ただ良い!という基準は、各々持っておくべきで、物を選ぶ時には、自分に合っているのか?を見極める目が欲しいですよね。

美容のことは、美容のプロに聞く。

これ、大切です。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

switchでは、現在中途採用のスタッフを募集しています。
20~30歳まで(要美容師免許)男女は問いません。
基本的にはアシスタントの募集ですが、
自分の名前をドンドン売って、バリバリ売上げを上げて
いきたい!というスタイリストの方もOKです。

詳しくはこちらをご覧下さい↓↓
switch リクルートページ

 

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シャンプーソムリエを、、、目指します☆彡

パーマを2年振りにかけました。

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変な自撮りでスミマセン。。。

何故パーマをかけたのか??

 

理由は…

 

待ちに待ったシャンプーソムリエ・アカデミーが、福岡にやって来ます。

 

今までもSSAで、シャンプーの事や毛髪の事、頭皮の事。

相当に勉強してきました。

 

もっともっと、お客様に分かりやすく伝えられる様になる為に、

自分自身をもっと追い込んで、

わからない事を徹底的に潰していく為に、

 

シャンプーソムリエを、如何しても目指したく、

このセミナーの開催を待っていました。

 

いよいよ、来週7/20から始まるのです。

その為に、自身の髪にパーマをかけたのです。

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今まで何度か、某メーカーさんのシャンプー開発に携わってきて、その時も必ずパーマをかけていました。。。

 

元のサラサラストレートだと分からないんですよね。

 

 

まぁ、実にマニアックな話ですが、、、

上の2枚の写真。

 

それぞれ洗ったシャンプーが違います。

2枚目は、スタイリングもしていますが。。。

 

1枚目はかなりフンワリしたカールになっています。

 

2枚目の方は、リッジが利いたウェーブになってますね。

 

シャンプーが違うだけで、こんなにパーマの出方が変わります。

 

1枚目は、シルクPPTの活性剤がメインで、コラーゲンPPTとケラチンPPT配合のタイプ。

2枚目は、ケラチンPPTの活性剤がメイン。

 

活性剤の特性をより分かりやすくする為に、パーマをかけた。

質感・指通り・洗い心地・洗い上がりのハリ感と堅さ。

根元の立ち上がりまで。

 

思いっきりストレートの僕の髪で、その繊細な違いまで見極めるには、この位強いパーマが必要なんですね。。。

 

因みに、市販のノンシリコンやらオイルシャンプー…といって売られているシャンプーで洗うと、この強いパーマのウェーブが潰れます。

元々は細毛硬毛でウェーブのダレが激しい髪質なもので。。。

 

という事で、早速予習を始めています(笑)

 

 

ここでの勉強は、必ずswitchのお客様のお役に立てると思います。

ご期待下さい。。。

シャンプーを選ぶ基準。。。

先日、安くて良いシャンプーは無い!!

っていう記事を書きましたが、

何を基準に選ぶの?っていうのが、また話題になっているようでして。。。

 

基本的に、ちゃんと担当の美容師に選んでもらう!

っていうスタンスは変わらないのだけど、

何かないの??

ていう声に、チョットだけお応えします。

 

サロン専売品に限る!という前提で…

 

20代→¥2000前後

30代→¥3000前後

40代→¥4000前後

50代→¥5000前後

っていうのが、一つの基準になるんじゃないかな。

ちょっと乱暴な区分けに見えるかも知れないけど、

あながち間違っても無いと思う。

洗顔って、そんなモンじゃないですか?

えっ?もっと高い??
皮膚のターンオーバーの周期は、

30代以降、大体年齢の数字分の日にちがかかってると言われます。

そう。

ずっと28日ではない!!のです。

 

僕は今44歳なので、約44日。。。

 あっ、髪にダメージを感じる人は、一世代上の物にして下さいね☆彡
ぶっちゃけ、サロンで何千円か払ってトリートメントするなら、同じ金額のシャンプーに変えた方が良い。

肌に対して、如何に負担かけずに、乾燥させない様に洗っていくか??

スゲェ大切です。

 

ご参考に。。。

プロに徹する。。。

 

昨日の記事が、随分と沢山の方に読んで頂いて、

結構な反響になっているみたいで。。。

 

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シェアの数、たった1日で67件とか…今までにないですね。

僕のような地方の一美容師が書いているブログに、

多くの方が賛同・共感して下さる。

 

これも時代なんでしょうかね。

 

そんなにセンセーショナルな内容でも、

特別新しい事でもなく、

今までにも何度も書いてきた物を、

ちょっと違う角度で書いてみたんですけど、

まぁ、直球で分かりやすかったという事でしょうか。。。

 

何か、主旨がズレないように、早めに書いておかなければ…

と思ったんだけど、

まぁ、昨日の記事はたまたまBuzzっただけで、

こっちの記事までは読む人は少ないだろうけど、一応。。。

 

やはり、頭皮の診断と毛髪診断

シャンプー選びの入り口はここです。

 

これは、先ず素人が自分の感覚で分かるのは、

恐らく不可能に近い。

なので、専門家の診断が必要です。

 

では、頭皮と髪の専門家は誰か?

 

これは、医者や病院ではなく、

貴方の担当の美容師です。

 

トラブルが表面化している頭皮は、皮膚科でも診てくれる。

でも、その手前の症状がない場合、病院では分からない。

まして、日常の事やプライベートなことは、病院ではあまり話さないだろうし、恐らく聞かれもしない。

聞かれても言いたくないかも知れないし。。。

 

今の頭皮の現状を的確に診断し、

更に髪のこともきちんと診れる。

ダメージやこれまでの施術の履歴。

 

こんなの、病院では絶対に診ても分からないでしょ。

皮膚科で頭皮の相談をすると、

かなりの確率で、アルカリ石鹸のシャンプーを勧められます。

そして、薬を処方される。

本当にかぶれや炎症が出ている場合は仕方ないけど…

余計に薬が必要な状況になっていることもある気がするんだよなぁ。。。

 

別に批判する訳ではないけれど、

美容師から見ると?????

ってことが、かなりある。

 

頭皮の状態にきちんと合わせるって前提で、

髪のコンディションと今のヘアスタイル、日頃の手入れまで含めて、

トータルで判断出来るのは、美容師しかいない。

 

ちゃんと勉強している美容師。

 

しかいないのです。

 

前の記事は、一般の方も沢山読んでくれたみたいだし、

美容師さんも沢山いるみたいです。

 

なので…

 

美容師は、ちゃんと勉強した方が良い。

ちゃんとお客様の聞きたい事に、

誤魔化さずにちゃんと応えられるように。

 

生半可じゃダメですよ。

 

昨日の記事をシェアしてくれた多くの美容師さん。

 

シェアされた記事を貴方のお客様も読んでるかも知れない。

 

そしたら、きっと次回来店の時に聞かれるかも知れない。

 

きちんと下準備。

やっておきましょうね。。。

 

【安くて良いシャンプー】は無い!!

 

僕のブログ、最近はこんなワードで検索されています。

 

 

まぁ、他のワードが紛れている時もあるんですが、

大体こんな感じです。

 

 

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西本さんは、まぁ検索ワードの常連です。

でも、僕のブログにはたまにしか登場しません。。。

なので、、、

西本早希ファンの人は、読んでガッカリしていることでしょう…。

スミマセン。。。

 

 

で、本題です。

 

ほぼ毎日検索ワードで入っているのが、

 

【安くて良いシャンプー】

 

です。

 

そんだけ探している人が多いんでしょう。

 

美容師だから言う訳ではなく、

いろんな意味で

本当に良いシャンプーを使った方が良いです。

 

では…

良いシャンプーとは?

 

今までも何度か書いてるけど、自分に合っている物を選ぶ

というのが、答えになるので、

じゃぁ、どうやって選ぶんだよ??

って話になるんだけれど、

やはり、信頼出来る美容師さんに聞いて、

今の自分に合っている物

を選んでもらって欲しい…んですね。

 

で、

シャンプーを選ぶ時に、ほとんどの人が気にしていない事を、

ちょっと突っ込んで書きたいと思います。

 

先ず下の図を見て下さい。

 

 

 

 

head2

 

普通は、髪の毛があるので見えていない、

頭皮と顔の境目。

 

書き込んだ矢印は、

放っておくと弛んで下がってくる

または、リフトアップしていきたい方向性ですね。

 

皮膚のたるみとは?

段々と顔の皮膚が下がってくると、シワたるみが出て来ます。

 

所謂、お顔のケアは、みんな凄い一生懸命にやって、

お金もそれなりにかけてる人が多い。

 

スキンケアを含めた、お顔のケアって、

保湿が全てと言っても過言では無いですね。

 

洗顔から始まって、化粧水に乳液、美容液にクリームにマッサージ。

 

はい。

何故、その顔を上に吊っている頭皮。

皆さん無視するんでしょうね。

 

 

 

一生懸命に手入れをして、少しでも上に上がって欲しい…。

のに、

何故、お金をかける所が、生え際までなのか??

 

本当に大切なのは、その上の頭皮のはずです。

 

どんなに頑張っても、頭皮が弛んできたら終わりです。

 

しっかりとスキンケアをしている人程、分かっているはずです。

 

乾燥してハリが無くなる=たるみの原因

ということを。

 

お顔の乾燥が気になる人は、必ず頭皮も乾燥しています。

お顔に少しシワなどが気になり始めた人は、

間違いなく頭皮が弛み始めています。

 

お顔の乾燥が気になりだした人が、

500mlで数百円程度のもので、洗顔するでしょうか?

 

皮膚の表面の脂汚れを落とすのが、洗顔やシャンプーの役目。

どの位潤いを残しながら洗えるか?

が、洗浄成分で決まります。

 

安いシャンプー

=洗浄成分が強い

=脂の取り過ぎ

=頭皮が乾燥する。

→脂が沢山出る様になる

=強く洗ってしまう

=もっと乾燥する

=皮膚がどんどん弛んでいく

 

怖くないですか?

 

僕の考えは、

顔に何万円もする美容液を使うくらいだったら、

ちゃんと3~5000位する、ちゃんとしたシャンプーを使って、

頭皮に潤いを与える物も、セットでちゃんと使って、

髪に合わせたトリートメントもちゃんと選んで欲しい…

です。

 

お顔のケアが悪いんじゃなくて、

そうしないとコストが合わない。

折角やってる努力が、それじゃ報われない。。。

 

頭皮のケアをちゃんとするのが先で、

それでも足りない分を、スキンケアで補う。

頭皮のスキンケアも、ちゃんとやろうよ!っていうことです。

 

ケアする部分を、

生え際で分けるなんておかしい!!

 

 

 

って事です。

 

頭皮をきちんとケアすると、顔のリフトアップもします。

しっかり上がらなくても、これから下がるのを防げます。

どんなに顔のマッサージをしても、

顔を上に引き上げている頭皮が下がったら、全然意味ない。

 

安い物には理由があります。

高い物にも理由があります。

 

何処にコストをかけるか??

 

シャンプーは、洗浄成分で選ぶ。

自分の頭皮と髪の毛の状態に合わせて、洗浄成分を見極める。

 

とても大切なことです。。。

 

安くて良いシャンプーは無い!!

のですよ。

 

安いシャンプーでも大丈夫なのは、

脂がメチャ出る10代の男子だけです。

 

またシャンプーのことは、詳しく書きます。

 

いろいろ詳しく知りたい方は、サロンで直接聞いて下さいね☆彡

誰の為のこだわりなのか??

switchでは、

ここ最近、勉強会に講習会形式を取り入れています。

 

昨夜は、皆でデジタルパーマによる、毛髪に対しての熱の影響を検証してみました。
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かなり一般的になったデジタルパーマ。

出始めの頃の、メチャ傷むっていうイメージも、ようやく薄れてきて、

アラフォー世代の人はまだ嫌がる人がいますけど…

提案出来るデザインの幅を、大きく拡げてくれる頼もしいツールになりましたね。

 

そんなデジタルパーマ=通称デジパーですが、

メーカー推奨の決まったやり方だけでは、

様々な髪質やコンディションのお客様のヘアには、対応出来なくなってます。

 

デジタルパーマは、ロッドの発熱からくる熱の力を借りて、

通常のパーマでは再現出来ない大きなカールを出したり、

毛髪の水素結合の性質を利用して、乾いた時に最もカールやリッジが出るという、通常のコールドパーマとは違う性格の施術になります。

 

一般の方は、あぁ…頑張ってるんだね!位でこの辺りで止めていただいて結構です(笑)

ここからは、美容師さん向けになるので…。

 

さて、

通常のパーマにプラス熱を使う。

 

熱を使うという事は、

熱に弱いタンパク質や脂質(CMC)で出来上がっている髪の毛に、

熱がどのような影響があるのか?

を整理していく必要があります。

 

とうことで、昨夜の検証は、

ロッドを巻く際に髪を濡らす物を替えると、どの程度の差が出るのか?

水で濡らす?

エルカラクトンやペリセアなど毛髪保護成分といわれる物を付けると?

ポリグルタミン酸などの保湿成分を使ったら?

脂質やオイルを一緒に組み合わせると??

 

また、ロッドを包むカバーの使い方で、乾き方や熱の伝わり方が違うんじゃない??

ロッドを加温する温度の設定は、どう使い分けようか?
など、

加温に関わる所の検証を、結構時間をかけてやってみました。

 

ある意味、予想通りの結果でしたが、

例えば、経時で髪の乾き具合を見ていくと、

5分だと乾いていないけど、6分だと毛先は乾いている。とか、

90度だと5分で水分が無くなる。だとか、

ロッドに巻き付ける髪の量で、熱の伝わり方も全く違うとか、

 

いろんな条件によって、全く結果は変わってきます。

一見小さい様に見えるこんな差が、お客様が家に帰って扱いやすいかどうかに、格段の差を付けるのです。

 

薬剤のアルカリコントロールと、熱のコントロール。

上手く使えば、本当にデザインの幅が拡がりますね。

デジ独特の質感とカール感は、やはりデジでしか出来ない。

 

最近はカールっぽいデザインから、

ほつれたウェーブに変わってきてるから、

お客様の気分に合わせて、

コールドパーマと上手く使い分けをしたい所。

 

 

 

 

よく、デジパーや縮毛矯正の後は、パーマがかからなくなる…

 

なんて、時代錯誤な事を言っている人達が沢山居られますが…。

 

もう、そんなのとっくに終わってます。

もしも、まだそのような施術しかサロンで出来ていなかったら、

相当ヤバいです。。。

そういう施術をしているサロンがまだまだ沢山有るって事に、相当憤りを感じていますが…

 

熱を使うかどうかは、髪質とデザインです。

これは、お客様が決めるメニューではありません。

 

僕達が提案したいデザインによって、使い分けられるべきです。

だから当然、次回は通常のコールドパーマになる事もあります。

ついでに言っておくと、縮毛矯正の上からスパーラルパーマ。かかりますよ…。

 

それは、お客様が決める事ではなく、僕達が正しく判断をすることが大切です。

 

自己満の拘りは要らない。

 

だけど、お客様の幸せに繋がるのなら、

いくらでも努力して、小さな違いにこだわるべきでは?

 

ほんの小さな事の積み重ねの先に、大きな分かれ道が待っている。

 

お客様の髪を傷めているのは誰ですか?

デザインし続けられる髪を、きちんとキープしてあげることも、

大切な美容師の仕事です。

 

カッコ良いこと言ってても、

自分の技術のせいで、次の施術が出来ないんじゃ、

それこそ格好悪いよ。

 

髪は女性の命です。

 

安売りとは一線を画す…

 

しっかりと一生涯お付き合いが出来る様に、

switchのスタッフは、これからもしっかりと勉強していきます。

 

P.S.

明日、アリミノさんでもっとデジパーを楽しくするセミナーやります!

オシャレなデザイン創りますよ〜☆彡

カラーのレシピ。。。

先日、

記事にした明るい白髪染め。。。

に乗せてた僕のカラー。

 

何のカラー剤でやったのか?に続き、レシピの問い合わせが多い。。。

です。

 

 

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まぁ、髪質が違えば、

当然染まりも違うので、飽くまでも参考程度に。。。

 

八染草彩

13レベルのライトナーに、パウダーを8%ミックスします。

パウダーは、6BとAsh 3:1  です。

 

白髪の%や、元々のメラニンの量によって、

かなり仕上がりはブレます。

これは、普通のアルカリカラーでも同じなんだけど。。。

 

やはり、検証ですよ。

カラーは、染めた数だけ上手くなる。

失敗では無くデータになるので、一つも無駄なことは無い。

 

後は想像力ですね☆彡

 

頑張って下さい。。。

ヘアカラーのクオリティ。。。

先日、

【明るい白髪染め】について記事を書いて、

かなりの反響がありまして。。。

 

明るい白髪染め。。。

続・明るい白髪染め。。。

 

まぁ、ちょうど僕等世代、

団塊ジュニアと呼ばれている40代から上が、人口的にはかなり多くて、

当然サロンのお客様にもその世代が沢山いらっしゃる。

 

ヘアカラーという、美容室の主力メニューに於いて、

白髪と向き合うという、極々当たり前のことに、

結構悩まれている美容師さんが多いんだな…

と、改めて感じました。

 

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この写真。

明るさで言えば、8LVになります。(15LVスケール)

 

明る過ぎず、暗過ぎず。

 

ちょうどこのファーストグレイといわれる、

チラホラ白髪が気になりなじめた世代に、

一般的にハマる所じゃないでしょうか。

 

 

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カラー剤の区分けで言えば、

これは白髪染めです。

 

混ぜ物無し、8LV単品。

 

来年の春発売のグレイカラーをテストしているんだけど、

かなりのクオリティですね。

 

1本のカラー剤でここまでイケる様になってます。

どんどん進化してるね!!

(2剤は勿論、変えて塗り分けですよ!)

 

そうそう。

いまswitchで使ってるカラー剤。

僕等でプロデュースして、テストして出来上がった物を使っています。

 

 

 

僕もお客様に、

「そろそろ白髪染めした方が良いですか??」

って、よく聞かれます。

 

「白髪染めとか普通のカラーとか、今はあんまり関係無いんですよ」

 

と、僕は答えています。

 

 

もうね。

白髪染めとファッションカラーを別々に考えて、

分けていること自体が、

もうナンセンスに感じます。

 

白髪は、究極のハイトーン

 

と捉えれば、全然難しくないはず。

 

 

白髪率

 

つまり、その部位毎に白髪が何%位有るのか?

を、

しっかりと見極め、

カラー剤をコントロールしていく。

 

ブラウンの量と、色物の彩度。

 

普段から、こういう事を普通に考えてやれば、

ごく普通に出来る。

 

カラー剤のミックスの極意。

 

言ってしまえば、メラニン・コントロールかな。

 

ホームカラーのクオリティも中々なもの。

ダメージは半端ないし、しっかり染まる事以外はとても勧められたもんじゃないけど…

 

しっかりと勉強して、情報をしっかり仕入れて、自分達の物にしていかないと。

 

やれてる所とやれてない所。

ますます差が出てきてるよね。

 

1ランク上の、ハイクオリティなグレイカラー。

 

 

白髪染めはオシャレにならない、と諦めている方。

 

もうそんな時代は、とっくに終わってます。。。