シャンプーソムリエの田中です。
先日に引き続き、switchのヘアカラーについて。
今回は、ヘアカラーのダメージを減らして、いつまでもキレイな髪をキープ出来る様に、いろいろ考えていることをお伝え出来れば…と思います。
switchでは、ヘアカラーの際に最低限必要なケアは、無料で行っています。
ヘアカラーのアルカリで、pHバランスが崩れている状態を、クエン酸やリンゴ酸などの酸性成分で安定した弱酸性域に戻します。
②ダメージで失われたケラチンタンパク質(髪の80%以上を占める成分)を、各種アミノ酸と一緒に補給します。
③髪のコンディションや仕上がりの色に合わせて、カラー剤を塗る時に、髪を濡らして or 乾かして、などの手法の選択をしています。
基本的には、髪の摩擦や引っかかることでのテンションを極力避ける為に、髪を濡らした状態でカラー剤を塗布します。
ブリーチでの新生部のリタッチなど、繊細な塗り分け薬剤のパワーをMAX必要とする際には、スタイリストの判断で乾いた状態で塗る時もあります。
④仕上がりから逆算して、薬剤のパワーと、髪に入れる色味コントロールします。
必要に応じて何種類かのカラー剤を塗り分けています。
髪の長さが肩くらいまでで、髪の明るさが8LVくらいまでの方は、無料のケアでも十分ヘアカラー時のダメージは抑えられます。
後は、お家に帰ってからのヘアカラー直後のホームケアをしっかりとやって頂ければOKです。
8レベルというのは、いわゆる茶色=ブラウンヘアですね。
職場に髪色の制限がある方が、ギリギリOKくらいの感じです。
ちなみに、日本人の平均的な地毛の明るさは4LVくらいです。
(最近は5〜6LV位の地毛が明るい方も増えています)
上の条件に当てはまらない、髪が長めの方や明るめのヘアカラーをご希望の方、また髪が細い方やクセ毛の方は、髪質的にダメージを受けやすいので、有料メニューになりますが、ダメージカットのプレックス(+¥1000)をオススメします。
さて、皆さんもお気づきの通り… ヘアカラーをやると、やはり髪にはダメージが起こります。
そして同時に、頭皮にも負担がかかります。 髪が傷むんだったら止める?!
それも一つの選択肢だと思います。
でも、オシャレに見えたり、自分が好きな雰囲気になれたり、イメージを変えられたり、顔色がパッと明るく見えたり… 可愛く見えたり、格好良く見えたり、キレイに見えたり、大人っぽく見えたり…
髪型だけでは変えられない事も、髪色一つで大胆に大きく変えられる。
というヘアカラーだから為し得る魅力があります。
だから、多少のダメージ=リスクがあると分かっていても、皆さんヘアカラーをされるんですよね。
より素敵に見える為のダメージは、必要悪。。。
だけど、やっぱりダメージしているよりしていない方が、髪はキレイに見えるし、髪の艶が見た目年齢も左右する。
だから僕達美容師は、少しでも負担が軽くなり、極力ダメージを減らすような選択をしています。
ここでとても大切なのは…
徹底的にダメージを減らすこと
髪は、一度傷むと残念ながら、元の状態には戻りません。 なので、
事が、とても大切です。
サロンで出来る事は、私達が責任を持ってやっていますが、ご自宅でのケアが、その後のコンディションを左右します。
上で書いた、ヘアカラー直後〜3日目までの集中ケアには、 SP&TR 40mlセット ¥1000(ヘアカラー毎に3日使うとして、カラー3回分くらい)
アドミオ カラーケアシャンプー&トリートメントをオススメします。
ヘアカラーでアルカリ性に傾いた髪の毛を、ゆっくり元の弱酸性に戻します。
ここで、急激に酸性側に戻してしまうと、アッシュ系が紫になったり、ピンク系が小豆色になったりと、ヘアカラーの色味が変色してしまいます。
なので、サロンで仕上がった直後は、髪が安定する弱酸性までは戻っていないので、自宅でのケアで引き続きユックリと戻していく事が大切なんです。
また、きちんと髪を弱酸性に戻して安定させることで、ヘアカラーの色持ちが格段に良くなります。
サロンで皆さんにお渡ししているシャンプーの中には、同じ様なpHコントロールが出来る物と出来ない物があります。
サロンでヘアケアをお渡ししている方々は、基本的にはそのままいつものシャンプーで大丈夫だと思いますが、スキャルプケア用やハイダメージ用など、お使いのヘアケアによっては、ヘアカラー直後だけは、この様な集中ケアに変えた方が良い場合がありますので、サロンにいらっしゃった際に、スタッフにお声がけ下さい。
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