パーマ屋さん。。。

美容室。

ヘアサロン。。

トータルビューティサロン。。。

 

僕が、美容師を目指した30年くらい前は、「パーマ屋」さんって言われてたな。

 

 男がパーマ屋なんかになってどうする!って反対されたな。。。

 

脱・パーマ屋を謳って、業界がヘアデザイナーを目指した20年前。

 

今、美容室は「パーマ屋」じゃなくなった。

 

良い事と悪い事。

 

髪型を売っていたのが、ヘアをデザインすることで、プロデュースが出来る事。

 

デザインを通して、Happyを届ける。

 

そんな意識に変わってきたことは、すごく良い事。

 

昔は、髪型ありき。

似合うか似合わないかより、流行っている髪型を売る。

 

そこから、新しい髪型をデザインして、売る。

それがヒットして、お客が集まる。

 

まぁ、今でもそんな流れはあるんだけど。

 

もっと一人一人にフィットするデザインを提供出来ること。

そのヘアデザインが、その人の生活の一部になっていくこと。

ヘアデザインが、一人一人のHappyの素になる。。。

 

美容室に求められる事が、

そんな感じで変わってきているよね。。。

 

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この数年。

これから美容師に成る人達に、「パーマ」を通して、美容師としての生き方を伝えています。

 

カットもカラーも、ある一定のクオリティを求めなければ、素人でも出来る。

アレンジが上手い子達は、カット自体の優先度も低いのかも…。

 

 

でも、パーマは違う。

 

プロにしか出来ない技術。

 

「パーマ屋」が格好悪い…と思っていた時期もあったけど、

僕はいま、自分はパーマ屋だ!と言いたい。

 

パーマ屋が格好悪い…といいながら、

パーマが下手、じゃもっと格好悪い。

 

僕自身、まだまだ修行中。

今でも上手く行かないことがある。

 

だから「パーマが上手い」とは、まだ言えないけど…

 

パーマを、自信を持って提案出来る美容師には、なれたかな。。。

 

何だかんだ言ってもね…。

スタイリングが上手いだけじゃダメなんだよね。

 

パーマは、カットが上手くないと絶対にイイ感じにならない…

 

日々、輝いていてもらうには、セルフスタイリングをどれだけサポートできるか…

が、すごく大切。

 

巻くのがメチャ上手いひとなんて、極々わずか。

だから、パーマがかかってるともっと、

毎日が楽に、簡単にイイ感じになる。

 

そんなパーマ。

もっと提供出来る様になると良いな。

 

「パーマ屋」の他に、良い言い方が見つからないから…

 

僕は、パーマを通して、素敵な毎日をサポート出来る。

そんな「パーマ屋」を目指しています。