ノンシリコンシャンプー、その後 Part2。。。

引き続き、ノンシリコン・ネタいきます。。。

 

前回は、洗浄成分についていろいろ書きましたが、

ノンシリコンって事で、

そもそも、シリコンが何の為に入ってるの?

入ってなければ良いの??

っていう、根本の所。

 

元々、シャンプー剤にシリコン(正式にはシリコーン)が入っている(入っていた)理由は、

この20年くらいの間に、ヘアカラーをすることが当たり前になって、ダメージヘアが増えた。

それ以前は、余りヘアカラーをやっている人がいなかったんですね。(髪を染めているのは、水商売の方かバンドマンか、はたまたヤンキーか…位。)

良いシャンプーって言われているのも、アミノ酸系のものがいくつかあったくらいかな?

それ以外は、サロンで使っている物でも、高級アルコール系のものが多かったですね。

なので、ヘアカラー、特にホームカラーで恐ろしく傷んでいる人が増えて、通常通りシャンプーすると、絡みまくって洗えない!!って、感じになった。

だから、シャンプー時のキシみや絡みを無くす為に、当時、原料コストがだいぶ熟れてきた、シリコーンがシャンプーに配合される様になったんです。

シリコーン自体は、化学的に不活性で、人体にも無害。
(豊胸するのに身体に入れますね?昔、舞の海関が身長伸ばすのに頭に入れたとか…)

処方次第で、洗った後の仕上がりを、いろんな質感に調整しやすいっていうことで、こぞって各メーカーが配合し始めた、ってのが背景のようです。

 

ん?
身体に悪そうなイメージだけど、無害なら入ってても良くない??

そう。

むしろ、自分の髪の状態に合っているなら、全然OK!

 

一時期、かなり残留しやすいタイプのシリコーンが入った商品が増えて、カラーの染まりやパーマのかかりに影響があるという話になったり、頭皮に残ってトラブルが起こる、ってのが話題になって、シリコンってヤバくない??って風潮になったんですね。

(残留性の高いシリコーンも髪の状態がメチャ悪ければ、必要な場合もあります)

 

そこに、ウチのはノンシリコンでっせ〜〜!って、売り文句がハマった。

 

だから、、、

シリコーンが入っているから良くないってのは、実は間違いで、

完全に販売戦略にやられてます!!

 

だって、シリコーン使う代わりに、ガッツリそれに変わるコーティング成分が入ってますから!!

 

結局、洗う為のシャンプーなのに、コーティング剤やら何やらが必要な理由は、

前回書いたみたいに、洗浄力が高い洗浄成分で作られた、原料コストが有り得ないくらい安いシャンプーだから!(販売価格ではありませんよ)

です。

 

なので、きちんと髪の状態にあった洗浄成分を選んでいれば、そもそもシャンプーにシリコーンは必要ない!

ってのが、答えです。

 

はい。

トリートメントには、ほぼシリコーンは入ってます。

サロン専売品でも、です。

そのくらい、きちんと使えば良い物なんですよ。

シリコーンって。

 

皆さんが使っている化粧品にも、かなり使われてますよ。

ファンデーション然り、美容液然り。
日焼け止めなんてシリコーンだらけ。。。

あっ、コンタクトレンズってシリコーン製ですよ。

 

そう。

過剰な宣伝に惑わされず、本当に自分に合った物を選ぶ目を、養いたいものです。

まぁ、そうは言っても、素人の方には中々難しいですよね。。。

なので、やはり専門家である美容師のアドバイスが、必要なのではないでしょうか。。。

 

貴方がお使いのノンシリコンシャンプー。

本当に安心安全ですか???

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