美容師になって25年。

やっと、いろんな事に少し自信が付いてきたかな。。。

特に、パーマにおいて。

 

外部から頂く、こうしたサロンワーク以外のお仕事。

例えば、プロ向けの業界誌の撮影。

 

プロが見るんだから、絶対に嘘や誤魔化しがない、

その上で誌面に求められる事に対して、

期待以上の物を、出来るだけ表現したい。

 

 

サロンで提供している物を表現する場であれば、

サロンでやっていることと同じ事をやる。

 

いつもやっていること以上の物は、絶対に出てこない。

 

だから、

いつもの日常の中で、どれだけ精度を高め、

クオリティを上げ続けていくモチベーションを、

どう保っていくか？がすごい大切。

 

パーマの撮影とかセミナーで、アイロン使って仕上げちゃダメっしょ。。。

みたいな。

 

きちんと切りきる。

そこに計算してキッチリと狙い通りのカールを付けていく。

 

そんな当たり前が、結構難しいみたいね。。。

 

 

今は、デザインのセミナーや、カラー・パーマなど、

依頼されるセミナーの内容も様々だけど、

比率でいえば、やっぱりパーマが圧倒的に多い。

 

地方でやってる僕に声が掛かるくらいだから、

パーマをキッチリやれる人が、あんまりいないんだろうね。

 

かれこれ16,7年になるかな。

パーマのセミナーで、全国に呼んでもらえるようになったのは。

 

でもね。

そうやって人前で、ある意味偉そうに講義をしたり、

実技を見せたりしていても、

やっぱ、現場では上手くいかないこともあるわけですよ。

 

だから、

その時に、どうリカバリするか？が、スゴい大切。

この辺りの精度が、

まぁやり込んでいくと、それなりに上がっていくわけです。

 

何故、上手くいかないのか？

その、理由が明確かどうか？？

 

って、スゴい大切だと思いませんか？

 

これ、僕が美容学校でやってる授業風景なんだけど、

どのくらいの美容師さんが、この内容を理解出来るんだろう？！

彼等は、卒業するまでに、パーマは、やっぱりカットが大切なんだ！って事に気付いています。

つまり、薬剤でコントロール出来る所は、理解出来てるって事。
まぁ、出来てるかどうかは別だけど、、、

 

自分達が日々扱っている【毛髪】という素材のことを、

どれくらいの人が、ホントに分かってるんだろう。

 

自分達が日々使っている【薬剤】という道具。

どのくらいの人が、中身や仕組みを理解して使ってるんだろう。

 

 

僕も、本当の意味では分かっていない、

一美容師でした。

 

だから、やっぱり失敗する。

どうにもならない場面に出くわすわけです。

 

今までに、何度となくヤバい修羅場をくぐってます。

 

出来る事と出来ないことの境目が分かってないんですよ。

この、分かってないことのヤバさ。

 

ここが、すごい問題なんだけど…。

 

僕等が使ってる道具って、諸刃の剣なんです。

 

だから、本当に分かって使わないと、

僕みたいに出来ると思ってやって、ヤバい地雷を踏むんですよ。

 

これ、

何も難しい、例えば超ブリーチ毛にパーマかけるとか、

そんな分かりやすい事の話じゃなくて、

 

例えば、ホームカラーで白髪染めをやってるお客様に、

普通にパーマかけたら、毛先が少しチリ付いた…とか、

パーマかけ終わって、普通に帰ってもらったけど、

やっぱちょっとダメージしたかな…

とか、

一見、何とかやり過ごしてお客様を帰したんだけど、

結果やっぱり失客してた…みたいな。

 

 

もうね。

こういうの止めましょう。

 

美容室って、テンション上げる為に来てるのに、

テンション下げるようなことがあっちゃいけない。。。

 

 

来年、2017のSSA。

まだ発表になってないけど、進化してますよ。

SSA（SACRO　SCIENTIFIC　ACADEMY）のHP

 

そんなに待てないよ！

って方は、

パーマ・カラーに特化した短期集中コースも有ります。

SSAオプショナルコースについて

 

なんか宣伝みたいに思われるかも知れないけど…

僕自身、

マヂで救われたんですよ。

SSAに。

 

今、自分がこうしてもっと！もっと！！と、

更に勉強して高見を目指せるのは、

SSAの御陰です。

 

今までにも何度か書いたけど、

僕達SSAは、ケミカル詳しい…とかじゃなく、

真剣にヘアデザインを考えているデザイナー集団です。

 

本気でやりたい方。

お客様の事を真剣に考えている方。

 

お待ちしています。。。

 

 

2015年9月　シャンプーソムリエの資格を取得しました。
シャンプーに関して、お困りのことがあれば、何でもご相談下さい。

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switchは福岡天神・大名にある美容室です。
1店舗での展開で、他に支店は御座いません。

SNS上を賑わせているヘアカラー・ネタ。

 

 

ドンドン良い薬剤が出て来て、

ある意味、ただ　“染まる”　といった所から、

各メーカーエッジの効いた商品が出て来ていますね。

 

まぁ、エッジが効いてないと、売れなくなっているともいうのかな。。。

 

 

switchでは、仮に仕上がりが同じ色だとしても、

お客様の髪質や、スタートの髪の状態。

例えばアンダートーンはどれくらいか？

メラニンの種類は？

ダメージレベルは？

など、

状態に合わせて、色の調合を変えるのはもちろん、

染料の特性なんかも考慮しています。

 

有効成分と書かれている所が、使用されている染料です。

 

例えば、アッシュが得意だと言われている、

THROWとASSORT ALLIA。

 

 

同じ様な色相の、アッシュでも、染料の組み合わせが全く違う。

 

 

どっちが良いとか、どれが良いとか、

そういうんじゃなく、

この、染料の組み合わせに、

メーカーのこだわりというか、ポリシーみたいな物を感じるわけです。

 

 

かなりマニアックですか？？

でも、分かる人には分かるんですよ。。。

 

 

この法律で使用が認められている、

そんなに沢山の種類が有るわけではない、酸化染料。

 

染料中間体と、カップラーの組み合わせで、全ての色が出来ています。

 

当然、染め上がりの色もそうなんだけど、

褪色の過程が全然違うわけです。

 

 

出来上がりの色がキレイなのは、最早当たり前というか、

言った通りになっていないとか、

思ったのと違うなんてのは、

もう論外でしょ。

 

褪色の過程を、いかにキレイに見せるか？

1月後2月後の色が、どんな色になっているのか？

最終的には何色が残っているのか？

 

染料の残留　＝　残留ティント　を読み切る。

 

という所も、

ハイクオリティなヘアカラーを提供するには、

必要なスキルだったりします。

 

当然、初めてカラーする人以外は、

全て、残留ティント　＋　今回のカラー。

だから、この残留ティントの問題ってのは、かなり重要なわけです。

 

分かりますよね？

毎回同じレシピで染めてると、段々毛先がくすんでくる。。。

 

 

ホームカラーともあまり差が分からない？！

と言われているヘアカラー。

 

貴方は、何処で差を出せますか？

 

 

ハイクオリティなヘアデザインの為のケミカル。

知っている人だけが表現出来る世界があります。

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