ヘアカラー剤をしっかり混ぜると、良いですよ!って
switchスタッフ・タカキユウコのinstaをシェアしたら、
何か、スゴい質問やら何やら来たので、まとめときます。
んで、
何故、カラー剤をしっかり混ぜると、刺激が減りアレルギーリスクが低減されるのか?
って話です。
これは、SSA主宰の有本さんから教えてもらったんだけど…
先ず、マドラーやハケでチャチャッと混ぜたくらいでは、カラー剤って全然混ざってないです。
メーカーさんは、マドラーなら最低でも100回は混ぜて下さい!って言ってます。
なので、switchでは上のカラー剤を混ぜるツールを使ったり、少量の時はシリコーン製のスパチュラを使っています。
先ず刺激の原因になっているアルカリ剤。
1剤にアルカリが含まれているけど、1:1で2剤と混ぜると半分になります。
これが、しっかりと混ざってなければ、倍のアルカリに触れることになるから、そりゃピリピリもするでしょ。。。
で、サロンで使ってるカラー剤は、大半アンモニアが使われているはずなので、混ぜた後少し放置しておけば、アンモニアが揮発して減ってきます。
細毛やダメージ毛なら、浸透するのにアルカリのパワーは必要ないので、この方法でやれば、かなり刺激が減るはずです。
どの位…って聞いてきた人も居たけど、測れないんで分かりません(笑)
が、刺激が少なくなってるのは間違いなさそうです。
あっ、ホームカラーで使われているモノエタノールアミンは、揮発しないので放っておいても減りません。
悪しからず。。。
で、アレルギーの話。
アレルゲンになっている、パラフェニレンジアミン(PPD)。
カラー剤の染料は、酸化重合し大きくなり、毛髪内に留まります。
PPDは、アミノ基という結合する為の手を持っていて、これが繋がって高分子となります。
このアミノ基は、毛髪や頭皮のタンパク質と親和性があるので、重合する前の不安定なPPDは、この結合する手が余っていて、これが頭皮にくっつくことで残留する可能性が高まります。
完全に…というのは、実際には難しいですが、
カラー剤の中の染料が完全に残らず反応してしまえば、この不安定な状態のPPDが無いので、頭皮や毛髪に残留する確率が少なくなります。
完全に反応しているPPDは、アレルゲンには成らないそうです。
カラー剤がしっかりと混ざっていない状態だと、当然反応しきれない染料の量が増えるので、それだけ残留する染料が増え、リスクは高まります。
なので、完全にヘアカラーの1剤と2剤が混ざって反応性が高まれば、それだけアレルゲンになるリスクは減らせます。
意外とカラー剤がしっかりと混ざっていない…というのは、あるみたいなので、注意が必要です。
instaで高木祐子が使ってるマゼマゼの機械、
カラーマジックっていう名前なんだけど、
何とFBの投稿見て、開発した!っていう方からメッセージが来ました。。。
こういうの考える人。
何気に凄いですよね。
こちらのサイトで見てみて下さい↓
カラーマジック・ハンドブレンダー
http://www.colormagic.tokyo
2015年9月 シャンプーソムリエの資格を取得しました。
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