もうすっかり秋めいてきたこの頃ですが…
今年は、全く夏を感じれないまま終わったので(汗)
しっかりと充電し、リフレッシュして戻って来ます☆彡
次の出勤は、10/4(土)からです。
ヨロシクお願いしますm(_ _)m
アメブロをやめてからは、
何かしらの検索で引っかかって、僕のブログに辿り着かれる方の割合が増えたようですが、、、
前もそうだったんだろうけど、アメブロだから何となく来ちゃいましたって人がいたからね…って、見てる人が減ってるやん!てのは、、、
僕は美容師だから、美容に関しての記事が多いんだけど、
当たり前だよね…その他の僕のことなんかどうでもイイ(笑)
で、その検索ワードに、結構出てくるのが、
「安くて良いノンシリコンシャンプー」やら、
「市販シャンプーおすすめ」
とか、
まぁ、そういう類のものが多いんですね。
先日の記事【貴方の価値は、お幾ら??】で、物の価値とか適正価格の事について書いたんだけど、
僕の価値観で言えば、
【安くて良い物】は、この世に存在しない!!
と、思っています。
【安い割りには、まぁ良い物】
【この値段にしては、中々だね!】
なら、あるかもね。
安い物に、作り手の拘りってのは、中々結びつかないね。。。
やっぱり、高いモノには高い理由が、
安い物には安い理由がある。
同じ物を企業努力で少しでも安く!という話は、ここでは関係無い事とします
だから、ここで言う【良い物】ってのは、どの価値観で言っているのか??
で、全然変わるよね。
基準がそもそも何処なのか??っていう。
なので、ここでは単なる価格で比べようと思います。
例えば、シャンプー。
一般的に売れている、所謂【市販のシャンプー】
550ml ¥700前後(安売り店で買えば、もっと安い)
【売れてるノンシリコンシャンプー】
500ml ¥1000前後(これもネットで安く売っている所アリ)
割と安い美容室専売品とされているシャンプー
300ml ¥1500位(この辺りが最低ラインで、もっと高い物が多い)
【市販のシャンプー】と美容室で売っているシャンプー。
約4倍くらいの価格差がある。
トリートメントとセットで考えると、美容師室専売品のトリートメントは、
300ml ¥3000位なので、
もっと価格差は開くかな。。。
先ず、ここで大切なのは、
本当に良い物を使いたいのか?
良い物を使っている気がしている、自分に満足したいのか?
松竹梅の【竹】を選んでしまう、日本人的感性なのか?
僕の感覚だと、
そもそも、販売価格がいくら安くても、自分に合わない物であれば、それには価値が無く、例え1円で売られていても買わない。
だから、安い物が欲しい…という感覚は、僕には無いな。
全く同じ物を、安く買えるのならそちらの方が良いとは思うけど。。。
払う金額の話ではなく、その物に、その値段なりの価値があるかどうか?だよね。
で、シャンプー。
シャンプーの中身の価格は、ほぼ洗浄成分の価格と言って良い。
何とかエキスとか色々入っているのも、多少のコストに影響するけど、シャンプーの内容成分としては、さほどでもない。
メチャメチャダメージ修復効果のある、本当に良いシャンプーに入っている物の中には、少し入っているだけでかなり高くなってしまうモノもあるが…
TVのCM等に何億ものコストが掛かっていて、当然そのコストが販売価格に乗っている【市販のシャンプー】【売れてるノンシリコンシャンプー】が、
何故、安い価格で売れるのかを考えれば、実際の中身にどの程度のコストが掛けられているかは、普通に考えれば分かるだろう。
飽くまでも仮の話だけど…
¥1000の販売価格の内、
¥300が広告宣伝などの販促費、¥600が流通コストと販売店・製造メーカーの利益、容器代が¥70で中身の製造コスト¥30
だとしたら?これは安いですか?
¥1500のシャンプー
販促費が¥100、流通コストと販売店・製造メーカーの利益が¥900、容器代¥100で中身の製造コスト¥400
だとしたら?
洗浄力が恐ろしく強くて、製造原価が安い洗浄成分を、人体への刺激が少ない程度まで薄めて入っているシャンプー。
タンパク質やアミノ酸といった、そもそも高い原料から作られた刺激の少ない、洗浄力が穏やかな、 余り薄められない洗浄成分で作られたシャンプー。
高い・安いの違いって、こういう事です。
¥30の原材料で作られた物が、¥1000で売られています。
¥400の原材料で作られた物が、¥1500で売られています。
価格で比較するというのは、こういう事です。
分かりやすいのか?分かりにくいのか??
見る人の判断でしょうが。。。
(※当然、大量に作る方が、各々の部分にかかるコストは下がります。沢山売れている方の容器代や流通コストが少ないのは、そういった理由です。)
僕は、安いシャンプーなんて死んでも家族には使わせない…お風呂の洗剤を薄めて、頭とか身体洗ってるのとあんまり変わらないのに…
シャンプーなんかの類は、工業製品だから、まだこの程度の価格差です。
ここに、人の手作業が加わると、もっと差は広がります。
そこを、人件費と捉えるか、職人の技術料と捉えるかで、またいろいろあるんでしょうけどね。。。
ちょっと遠回りしましたけど…
自分の取り分=収入は上げたい
これは、多分ほとんどの人がそうだと思う。
そうじゃない仙人の様な人は、この際除外します。
なのに、人の取り分は少なくしろ!
という、何処か搾取的感覚って、どうなんでしょうかね。。。
物の価格を下げろ!安くしろ!!
っていうのは、そういうことです。
製造・創造に関わる人の労働に対する対価を下げろ!って言ってるのと、変わらなくないのかな…。
何かこういうのって、すごく不毛な感じがするんだけど。。。
僕は、価格勝負じゃなく、価値を生み出す側にいたいと思うし、
自分が本当に良いと思う物に価値を見いだし、正当な対価を払える自分でいたいな…と想っています。
少なくとも、物創りをしている人 美容師は、そういう感性でいて欲しいと想います。
と、また爆弾落としましたね。。。
ここ最近、またヘアカラーの研究をやっています。
分かりやすい色から、微妙な色味まで、表現したい色は沢山ある。
色味のちょっとした違いで、繋がる女性像も違ってくるわけで。。。
出来る限り、狙った通りの色を出せる様になりたいですよね。
秋のファッションに合うカラーのレシピを、スタッフと考えたりしながら。
思い通りの色が出ると、「おぉ〜〜っ!!」なんて言いながら、喜んだりして盛り上がります。
でね。
ヘアカラーが当たり前になって久しいですが、ヘアカラー自体の知識・技術レベルを含めて、どうなんでしょうね。
上に書いた様な色出しを地道にやって、出したい色を出せる様に研究する所は、基本中の基本。
その次は、どの状態からでも、狙ったヘアカラーを表現出来る様になること。
いまは、既に染まっている状態からのスタートだから、今までの色【染料】が残っている。
まぁ、何でも一回ブリーチで抜いてから染めてしまえば、思い通りの色にはなるけどね…。
ダメだね、コレは。。。
髪の毛という、既に色が存在しているところに、更に色を付けて、思い通りのヘアカラーをして、なりたい女性像に近づけていく。。。
ペンキで壁なんかを塗装する時は、予め下地を塗ってから、希望する色を塗ったりするんだけど、
実はヘアカラーでも同じようなことがあってね。
ベースを揃えるって言う意味で。
ただ、引くはダメージに直結するから、ある色を足して今の色を見えなくしたり、引く量を最低限に抑えたり、いろいろ計算があるんだよね。
だから、次回染める時には、出来るだけ邪魔な色が無い方が、ダメージを少なく出来る。
美容師的には、残留ティント(色素)という言葉を使いますが、常にこの残留ティントを計算しながら、色のレシピを決めているわけです。
色っていうのは、足せば足す程暗くなり、重なる程、濁っていく。
だから、最小限の足す量と、髪に与える負担ギリギリの引く量を考える。
髪のダメージは、元には戻せないから、一回一回の施術の積み重ねが、今のダメージ。
切るまで、ずっと残ります。
なので、
たった一度の自宅染めが、この日々頑張っている僕達の努力を、一撃で無駄にしてしまうんですね。。。
何故なら、、、カラー剤のアルカリ量が全く違うからです。
黒髪を染める為に作ってあるから、一度染めた所には使ってはいけない!なので…泡のタイプなんかは最悪です。。。
そんなわけですので、本当に自宅で簡単に染めるのだけは、止めていただきたい。。。
どうしても、染めなきゃ行けない方は、言って下さい。
使うべきカラー剤から、塗り方まできっちりレクチャーしますので!
ちょっと話が逸れたけど、、、
僕の中での目下の課題は、如何に手数を減らして、ダメージを減らし、尚且つイメージ通りの色を出すか??という事です。
その方が、お客様の身体の負担も(時間)、金銭的な負担も(回数)減らせるし、先々のデザインの幅も狭くならなくて済むしね。
上手い人がやった方が、安く済むっていうのも変な話なんだけど…結構そうなってたりするよね。。。
もっとね、いろいろやれるハズなんですよ。
技術もデザインもアイデアです。
いつも、小さな事に気付ける自分でいたいです。。。
美容師の仕事って、世の中的には、いろんな捉えられ方をしているね。
昔とは、だいぶ違ってきている部分も多い。
一時の流行みたいな時期を経て、
最近、美容を志す若者の中には、福祉関係…例えば、介護とか…その辺りの仕事と比べて、どっちに進もうかな…みたいな感じで、選んだりしているみたい。
それはそれで、とても良いこと。
美容師の仕事=直接、人の役に立てる仕事
という風に認知されているという事で。
はたまた、
法律上は、公衆衛生というカテゴリに分類されていて、銭湯とかクリーニング屋さんとか、その辺りと同列な施設として扱われています。
清潔で衛生的な生活を送ることが、当たり前じゃなかったんだよね、昔は。
今でも、髪を整える=身だしなみ
的な部分で捉えてる人も結構いるし。
でさ。
自分自身が、どの辺の美容師でありたいのか?
美容師として、どんな将来像を持っているのか?
ハッキリさせるべきだと思うんですね。
ヘア・ファッションを通して価値を生み出し、しっかりと料金を頂ける美容師なのか、
リーズナブルな料金で、いつでも切りたい時に切ってくれる、コンビニエンスな美容師か、
ディスカウントして、必死で常に新しいお客様を集めて垂れ流し、、、みたいなスタイルで行くのか。
まぁ、ビジネス的観点で捉えれば、成り立ってさえいれば、どのカテゴリでも良いんだろうけども。
でね。
やっぱり、僕たちの仕事。
どのカテゴリでやっていくにしても、
安かろう、悪かろうではダメだと想うのね。
勿論、安くないのに悪いのは論外。。。
どのビジネスモデルであっても、ビジネスとして成り立たせていくだけの、しっかりしたやり方ってのがある。
美容師として頂く、技術=メニューに対する料金を、何処に設定するのか?
によって、
当然、そこで選んで来店されるお客様の層が変わってくる。
いろんなスタイルの美容師像があって、それぞれの働き方があるから、何が良いとか、そう話ではないんだけれど…
ココがハッキリと決まってくれば、
当然、自分自身がどうあるべきか?
っていう、自分像が自ずと決まってくると思うのね。
僕の各記事を読んで頂いている方は、何かしら多少僕の考えに賛同してくれている人が多いと思うので、僕はこう思っているって処で書くと…
やはり、僕はデザイナーでありたいと想っていて、switchもデザイナーの集団でいたいな…と想う。
デザインを気に入ってもらって、デザインで繋がっていく。
まぁ、要素としては、人柄とかいろいろあると思うけど…
やはり、そういった美容師を、美容師集団を目指したい。
だとすると…
自分達は、どうあるべきなのか?って考えなきゃならない。
生活や環境は、デザインされた物に囲まれていた方が良いと思うし、
衣にしても、食にしても、デザインされた物を選びたい。
そして何より、自分自身がさまざまな物をデザイン出来た方が良いと思う。
デザインというより、クリエイトという表現の方が近いのかな。
日常は、いくらでもクリエイティブに出来ると思うし、自分自身の思考がクリエイティブであるべき。
当然の事ながら、サロンワークはクリエイティブであるべきです。
クリエイティビティに溢れたデザインを求める人は、沢山いると思う。
今は、ネットやSNSの発達で、どうしてもマーケティング的思考でヘアスタイルを売りがちだけど…
そればっかじゃ無いと思うけどな。
発信の仕方そのものも、
誰だか分からない見えてない相手の為に創ることも、まぁ新規開拓という意味で大切なのかも知れないけど…
やっぱり、ターゲットがハッキリしている方が伝わると思う。
そもそも、ネットで発信しなくても、
毎日のサロンワークで創り出されるヘアデザインは、十分な発信に成り得ると思うけどね。
だから、サロンワークのクオリティが、そもそも高くなきゃいけないし、そこにメッセージがないと、
ご紹介でお客様なんか来ないわけで。
やっぱりさ。
どうのこうの言った所で、ご紹介でいらっしゃるお客様の数が、美容師の実力のバロメーターであることは、
きっと、今も昔も変わっていない。
そもそも僕達は、何万人もの人を相手にしている仕事ではないし、というか実際何万人も担当出来ないよね。
だったら、もっとコアな部分。
いま、目の前にいる人の為に、もっと意識を向けるべきだし、いまリアルに創っているヘアデザインが、クリエイティブであるべき。
別に奇抜なデザインがクリエイティブな訳ではない…
そこにメッセージがあれば、必ず今カットしたお客様の向こう側にいる人に伝わると思うし、そこに自分のファンが出来ていくと思うんだけどな。
発信は、何もネットだけじゃない。
そっちで売っていける人と、そうじゃない人がいる。
だけど無視は出来ないし、出来るならしっかり活用するべき
何でもかんでも、SNSで集客!!みたいなのは、ちょっと違うかな…と。
もっと、愚直にデザインを追求して、
デザインを通してしっかりとした絆を作って行くやり方が、
本来の美容師の姿な様な気がするんですけどね。。。
その為には、当然技術も知識も必要
何かに自分のパワーを集中した方が、きっと力を発揮出来ると思うから。
何を先にやるかは、それぞれのタイプがあると思うけど。。。
もっと、クリエイトする事に重きを置く人達が増えても良いんじゃないでしょうかね。
大体、発信出来る物が無きゃ、伝わらないんだし。
運良く来てくれても、期待に応えられないんじゃ、逆効果だし。
というか、ネットで人気がある人も、しっかりとデザインしていて、クリエイティブな感性を持っているから売れてんじゃないのかな。。。
真似するべきところが何処なのか?
もっと考えた方が良いよね。
って話です。。。
※注 此方の記事は、お金の話に拒絶反応がある方には、非常に不快に捉えられる内容が含まれています。
いろいろな考え方がありますので、ご意見等はしっかりと受け止めますが、よく分からない中傷はご遠慮下さい。
飽くまで、一人の美容師として、
これから美容師を目指す後輩に向けた、僕なりのメッセージです。
ということで、本題です。
世の中のモノには、高いモノ・安いモノがあります。
高料金のサービスもあれば、安く受けられるサービスもあります。
物の価値。
サービスの価値。
技術の価値。
自分自身の価値。
価値と呼ばれるモノの実体とは。。。
物を買うにしても、何かサービスを受けるにしても、お金が掛かります。
価格=料金 が発生します。
この辺り、所謂【適正価格】といわれる価格がありますが、果たして、、、
何を持って適正か?というのも、結構難しい問題で、
結局、そのモノ(サービス)自体に価値を感じる人そうでない人がいますね。
だから、受ける側(消費する側)が、そこに価値を感じているという前提の話になると思うんだけど。
一般的には、付加価値が高い程、そのものの価格(料金)が安く感じるといわれますね。
これも、自分の価値観にそぐわないジャンルの物は論外だけど。
でね。
結局、その辺りの基準って、思いっきり自分基準な訳ですよ。
もっと言えば、その金額を払える自分かどうか?という事も、当然あると思う。
自分自身がどんな生活を望んでいて、どんな事に幸せを感じていて、どんな価値観で生きているのか??
それによって、そもそもの物の価格(料金)における、絶対価値が変わると思う。
安い物には安い理由があるし、高いモノには高いなりの理由がある。
自分の価値観と合う物に関しては、高くても満足出来るかも知れないし、高いから満足度が高いのかも知れない。。。
そして、そのものの価値が分かる自分なのか?って事もあるかも知れない。
自分以外の所に、いろんな物を求め出すと、イコールお金が掛かる。
と僕は思っている。
なので、僕が今置かれている環境、また自分の今の価値観においては、お金はとても必要な物です。
特に年齢を重ねてから、益々そう思う様になったかな。。。
贅沢は敵だ!的感覚は、どうも日本人に昔から刷り込まれていて、お金の話自体がタブーみたいに言われたりもしますが…。
キレイでいるにはお金が掛かる。
健康でいるにもお金が掛かる。
病気になっても生きて行くには、お金が掛かる。。
安全安心な物は、何処で作っているのかよく分からない物よりもずっと値段が高い。
こだわって作られた物は、それなりの値段がする物だ。
食べ物然り、洋服も然り、身の回りの物なんでもそうだよね。
1万円のカットソーと、300円のTシャツの違いって何だ??
何処か田舎で、自給自足で、そもそも自分のコミュニティにオシャレとかいう価値観が薄いんだったら、また違うとは思うけど。
昔は、ジャンクフードばっかでも平気だったけど、今はちょっとヤダな、、、って感じだし。
何処かの国で大量に生産される、農薬バリバリの野菜は食べたくないし。
遺伝子組み換えの餌を、これまた大量に食べさせて育てられた食肉は、何となく気持ち悪いし。。。
有り得ないくらい安い賃金で、あまり良いとは言えない労働条件の下で作られたファストファッションも、何となく気が引ける。。。
やっぱ、安い物には、安いなりの理由がある。
企業努力によって価格は下げられているわけだから、全てを否定するわけではないけれど。。。
僕自身が、搾取される側だったら、自分の事を不幸と感じるかも知れないな。
自分の事は認めて欲しい。
これは、ほとんどの人が共通に持つ欲求じゃないかな。
自分自身の価値を計るのに、【お金】という基準があるのは否定出来ない事実。
自分の能力や、労働や、クリエイティビティなど、何かしら自分が生み出す物に対しての対価=【お金】だよね。
より多くの人に認められ、多くの人に必要とされ、高い価値を生める人は、多くの対価を得ているのでは?
自分の価値を、きちんとお金に換えられる人を【プロフェッショナル】と呼ぶよね。
お金にならないという事は、他の人にとっては価値を感じにくい…という事です。
周り諄くなってしまったけど…
稼ぎたいと思うなら、他人の価値も認めなきゃね。
他の人の、労働や、クリエイティブな活動や、創作物・制作物に対して、敬意を持って受け入れるのならば、それに対しての対価が発生するのは当たり前。
だから、自分自身がどんな生活をしたいのか?
どんな美容師(大人)になりたいのか?
どんな価値観を持って生きていくのか??
ってことを、もう少しちゃんと考えた方が良いと思うんだよね。
何を食べて、何を着て、どんな生活を送るか?
誰と、何処で、どんな仕事をして、どんな人に認められていきたいのか?
美容師だから、どんな人達を顧客にしていきたいのか?になるかな。
貴方のお客様は、貴方の鏡です。
安い服で、安いものを食べて、安い物に囲まれて、平気な人は、、、
そういう事です。
仕事というのは、ボランティアとは違うので…きちんとした対価を得るのは何も悪いことではなく、当たり前のこと。
大いに稼いで、沢山の物に触れて、沢山の経験をして、自分の価値を上げて欲しいと想います。
贅沢をすることとは違います。
価値を創り出すには、お金も掛かるのです。
価値を創造する。
クリエイティブな人になって欲しいです。
僕は、きちんとお金を使える大人でいたいかな。
きちんと、お金を払って頂ける存在である為に。
さて、
貴方の絶対価値って、いくら位なんでしょうか。。。
貴方は、どんな美容師になりたいのですか??
今年から、全国で開催しているSSA・Basicコース。
先日、僕が担当している大阪で、5回コースのファイナルを行いました。
約半年に渡り、「デザインの為のケミカル」という【基礎知識】を、徹底して身に付けていく訳ですが、
参加した人にしか分からない、奥深さと言いますか、、、
大変な道に足を突っ込んでしまったな…と、皆さん思われる様です。
何故なら、高みを目指し始めると、終わりはずっと無いわけで、今まで知らなかった事や、気にしてなかった事に気付いてしまうので…ヤバいわけですね。
今回のRound5では、これまでの4回の座学で学んだ事を、僕たち講師陣が行うリアル・デモで、知識と技術・デザインを繋げるとはどういう事なのか?を、見て学んで頂きました。
今回のデモでは、コールドパーマ、デジタルパーマ、ストレートパーマ、カラーが2パターンの、計5名。
技術に入る前に、毛髪診断と、これから創るデザインの解説をして、全員で共有していきます。
当日、僕はコールドパーマを担当しました。
ここ最近、コールドパーマって結構ないがしろにされがちですが…やっぱ基本だと思うし、ココを理解していないと、デジやクリープもないかな…と。
持たせるだけが能じゃない。
取れていく課程までもコントロール出来てこそ、デザインが生きてくるのでは?
そこを最大限に生かせるのが、コールドパーマの醍醐味です。
Beforeの状態はここからです。
ダメージ部分はある程度カットして、レイヤーベースでデザインしました。
事前に説明したデザインを、ロッドの回転数に対する仕上がりのカール形状、それによって生まれるデザインとスタイルの表情まで、言った通りにキッチリと再現するって言うのは、中々心地い緊張感でしたよ。
今回協力してくれて、僕の提案を快く受けてくれたモデルさんが、めちゃめちゃ感激してくれていたので良かったです。。。
実際に5回終わってみて、伝える側の僕たちもかなり得る物が有りました。
1回講義が終わる毎に、受講者には課題をやってもらい、復習をやっていく中で生まれた疑問や、分からない事などに対しての質問を受け、正しい答えをお伝えしていく。
僕たちは伝える側にいる以上、間違って伝わったり、勘違いされてはいけないので、慎重に言葉を選びながら、時には資料を作ってお応えしていく。
この積み重ねが、自分達の知識をより深めてくれるので、、、僕たち講師にとってもとても有難い、有意義な時間でもあります。
そんなSSA(SACRO SCIENTIFIC ACADEMY)で、一体何をやってるの?ってとこですが、、、
頭皮などの皮膚生理学や毛髪理論から始まり、シャンプーやトリートメントの中身である洗浄成分や、 コンディショニング成分を整理していく、Round1。
更に毛髪を深く捉え、パーマの薬剤や掛かる仕組み、実際の薬剤のコントロールを深めていくRound2。
何度でもかけられ、後からパーマもかかり、ちゃんとブローが効くストレートパーマを学ぶRound3。
カラー剤の仕組みや染毛のメカニズム、正しい薬剤のコントロールと、ヘアカラーをファッションに落とし込む為のノウハウまで、本当に似合うカラーが出来る様になる為の様々な要素を学ぶRound4。
そして、実際にどうやってデザインに落とし込み、初めに想定したデザインを、説明した通りのデザインをキッチリと再現していくか?を、目の前でお見せするRound5。
と、続けてやっていくわけですね。
髪と頭皮の事に関しては、お客様は美容師しか頼れる人がいないんですね。
だから、そこにはしっかりとお応えしていきたい!と、僕は想っています。
美容師だから出来る事。
ココがしっかりと出来た上で、自分にしか出来ない提案だとか、自分ならではのデザインとかが生まれてくるのかな?と思います。
髪を美しくするのも美容師。
髪を傷めるのも美容師。
ダメージを上手くコントロールしながら、デザインと融合させて、素敵な女性像に仕上げていく。
髪のテクスチャは、ダメージ抜きには作れない。
だからこそ、しっかりとコントロールしていきたいですね。
得意な髪質、得意な客層、得意なジャンルやデザイン。
コレも大切だけど、それだけで良いのは、若いウチだけ…っていうのも、事実としてあるよね。
得意は苦手の裏返しでもある。
苦手な物がない上で、よりコレが好きだ!とか得意です!とかってならないと、出来ない物ばっかじゃ格好悪いかな?と思ったり。
僕も、昔はそうだったから。
デザインだ!!
って言ってても、デザイン出来ない髪を創っている自分がいたりしてね。
ハイトーン当たり前。そこにパーマやデジパー当たり前。
今の20代30代は、これからが踏ん張りどころだから。
ただでさえ、若い人の人口は減っていく訳だし。
強烈に影響力があって、黙ってても若いお客さんがドンドン集まってくる人でなければ…ちゃんと備えておかないと、後が怖いな…って思う。
いつやるの?
永い美容師人生の中で、ガッツリどっぷり美容にハマる時間も、必要なんじゃないかな。。。
ダイエットしても、中々効果が出ない。。。
お肌もいろいろ頑張ってお手入れしているけど、本当に効果が出ているんだろうか。。。
最近、こんな物があるんです!
2014年9月から、美容室での取り扱いが始まったので、
僕も早速購入してみました☆彡
自分が生まれながらに持っている、DNAの型を調べることで、
美容に関する様々なリスクが分かる!というスゴいやつです。
自分に合った美容法や、食事・運動のタイプまでかなり詳しく分かります。
自分が持っているリスクが分かれば、そこに特化して対処すれば良いということです。
逆に、間違った方法では、全く結果が出なかったり、逆効果になる事もあるようですよ。。。
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ウチのスタッフも何人かやってますので!
気になる方は、スタッフまでお尋ね下さい。。。