「美容師として」カテゴリーアーカイブ

誠実に応えるという事。。。

最近思う事。

 

自分自身、

そしてswitchのスタッフも少しずつ年齢が上がってきたからか、

僕達美容師、そして美容室に求められる物が、

より幅が拡がってきているなぁ…と感じます。

 

というのも、

美容室は、そもそもヘアデザインを売る所であり、

僕自身、最高・最強のヘアデザインを提供する為に、

日々勉強し、

サロンワークにおけるサービスも、

より良いデザインを提供出来る為の、会話があったりいろんなやり取りがあったり。

 

当然、それは今も変わらないし、最優先事項である事に変わりは無いのだけれど…。

 

当然の如く、年齢と共にデザインの為の素材が変わっていく。

お客様から質問される事や、相談される事がかなり増えてきて、

例えば、頭皮が乾燥してて…とか、痒みがあるとか、肌のトラブルの事とか、

シャンプーが合わなくなってきた…とか。

 

髪に関しても、

仮に全くのノーダメージだったとしても、

素材としてはダメージ毛に近い状態の場合も多々ある。

 

細くなっている…

柔らかくなってきている…

乾燥している…

ハリが無くなってきた…

ボリュームが出ない…

 

そこに、加えて白髪が交じってきたり、

クセが出て来たり、

頭皮も乾燥していたり、

そもそも肌が敏感になってきたり…。

 

お客様という素材その物が、とてもデリケートになっていって、

より繊細な見極めと、施術、ケアが求められてきている。

 

まぁ、自分自身がそういう年齢になってきて、気付けただけであって

本当はずっと昔から、必要な事だったに違いないんだけどね。。。

 

ただ、

日本全体が、そのような年齢の人達が圧倒的に多くなってきているのは間違いなく、

それに対して意識年齢は、更に若返っていて…。

 

要は、

同じデザインを提供するのに、

素材の取り扱いなどのハードルが上がり、

実際の要望やなりたいイメージも、上がっている。

 

当然、今までのやり方や施術では、上手く行かない事が増え、

経験値だけではどうにもならない部分が多くなっている。
というか、経験値がかえって邪魔をして、良くない結果になる事も多々。。。
髪の梳かし方一つ。

カットの仕方やセニングの方法。

パーマやカラーの薬剤の選択と使いこなし、それに付随する技術の内容。

デザインを自宅で再現する為の、スタイリング方法の選択。

そのスタイルを何度でも再現できるためのカットの見直し。

 

挙げればキリは無いのだけれど、、、

 

長く美容師として生き残っていく為の、

これからの時代を生き抜いていく為の、

本当に必要とされる美容師で有り続ける為の…。

 

先ずは、髪や頭皮の悩みには、絶対的に信頼される自分でありたい。

きちんと解決策を提案出来る。

何となくではなく的確に。

シャンプーの選び方一つ。

本当、ココだけでも相当な知識が必要だし、

かなりの情報量がないと、対応が出来ない。

 

こういう事一つ、

ただ何となく日常を過ごしていても、全然スキルが上がらない。。。

やはり学び続けるしかいないんだよね。

 

髪という素材が丈夫なウチは良い。

バンバン新規のお客様が来て、扱いやすい髪質の人だけがリピートしてても、それなりに成り立っているウチは良い。

 

自分自身が若いウチはね。

 

でも、素敵なデザインを提供し続けるには、

素材の見極めとダメージのコントロールのバランスが不可欠。

 

スタイリングでごまかせる時代は、もうとっくに終わっている。。。

 

どこから、本気出して取り組んでいくか?

 

お客様の期待に応えるという前に、

先ずガッカリさせない。

 

そこからでしょ。

 

その先の、良い仕事ってのは。

 

素材の取り扱いが難しい!!

とかなってると、デザインが楽しくない!よね…。

 

パーマがキレイに掛かった!とか、

カラーがキレイに染まった!!とか、

そんな次元の低い話ではなく…。

 

出来ない事や、苦手な事、知らない事が沢山有るってのは、

お客様にとっては…ね。

 

自分にしか分からない。

自分に足りない物は…。

 

来年度、まだ若干の空きがあるようです。

お申し込みは、お早めに。。。

SSAのHP

今一度。。。

植村隆博氏 追悼イベント

“switch” に参加してきました。

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本編のステージが始まるまで、2拠点で展開される展示。

本当に多くの美容師さんが、想い想いにじっくりと時間をかけてリサーチワーク。

言葉はいりませんね。。。

 

植村語録と題された、

全国に散らばる同志や、DADA Cubicのスタッフから集められた、

印象に残っている植村氏からもらった言葉達。

ちょっと見難いかも知れないけど…

是非、一つ一つしっかりと読んで頂きたい。。。

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これらの言葉は…

植村氏と親交がなかった人達にとっては、俄に受け入れにくい物かも知れない。

これが、自分のサロンのスタッフではない、外部の美容師へ。

しかもそれなりのキャリアを積んできた人達に向かって発せられた言葉という事。

ピンとこない人達も、それがどういう事なのか?

少し考えてみて欲しい。

 

僕達には、言葉がそのまま植村氏の声で、今でも耳に届きます。

 

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終わってからの打ち上げにも参加させて頂き、その場でコメントも求められましたが、言葉がありませんでした。

自分が知りうる言葉では表現出来ない、ただ感謝したい気持ちしか有りませんでした。

 

これまで美容師・美容業界を作ってこられた先輩方。

美容という道を選んだ自分を、サポートしてくれた親や家族。

一緒に日々頑張っているスタッフ。

いつもご支援頂いている大切なお客様。

全国にいる、様々方向は違えど同じ想いを持って、歩み続けている同志達。

そして、その縁を一気に拡げてくれた、植村隆博さん。

 

今回、この様な形でまた皆が一つになれる場を作って下さった、ガモウ関西・藤本社長はじめスタッフの皆さん。

出演された皆さんとそのサポートメンバーの方々。

 

 

本当にいつも有り難う御座います。

 

 

美容師は、本当に素晴らしい仕事です。

自分の力で、自分の道を切り開いていける、数少ない職業の一つです。

 

僕は、DDAで学んだわけではないので、植村さんに技術などを直接教わった事はありませんが…

この16年。

一美容師の友人として、本当に沢山のことを話し、お互いに相談し、やはり僕自身、本当に多くの影響を受けています。

 

美容師として、というより一人の人間として。

 

自分の仕事に、生き方に、

誇りを持ち、自信を持ち、確信を持って。。。

 

他人に対して、こんなに厳しく出来る人は、本当に少ない。

普通なら、

嫌がられるに決まってるし、避けられるかもしれない。

 

なのに、全国にこんなに多く、彼を慕う人達がいる。

 

彼が、本当に誰よりも優しく、誰よりもその痛みを分かっている、という事を、皆知っているから。

 

苦しさや困難を乗り越えた先に、本当の楽しさが待っている。

 

これは、美容に限ったことでは無いと思う。

 

本当の優しさって何なのか?

 

楽しさは、自分で努力した先にある物であって、きっとその辺に見えているモノは、本物じゃない。

それを知っているから、皆にもその景色を見せたい…。

 

これから、僕達が伝えていかなきゃいけないのは、こういうことじゃないのかな。

 

甘やかしても、何も良いことはない。

 

ちゃんと自立して、自分の腕で飯を食っていける。

自分の人生を切り開いていけるチカラを。。。

 

デザインとは何ぞや?と、

それを創る為の“技”。

 

自分が誰よりもやっている。

言葉で言うだけじゃなく、自分が努力している。

そんな姿を見せることしか、周りを巻き込む方法ってきっと無い。

 

もう一度、美容を本気で一生楽しんでいける為に。

本気で楽しむには、本気でやるしかない。

 

植村さんは、そんな事を改めて僕達に投げかけている気がします。

 

この灯を消してはいけない。

 

先ず、あの場にいた我々全員が、今一度変わって…

switchを入れ直す時ではないでしょうか。。。

 

 

 

そして、今は苦しかったり辛かったり、

色々と悩んでいる人もいるでしょう。

だけど、絶対に逃げずに立ち向かって欲しい。

周りに依存せず、自分と 向き合って欲しい。

 

自分の道を決めるのは自分です。

 

乗り越えた先には、必ず明るい未来が待っています。

 

生きたくても生きられなかった、あの人達の美容師と言う生き方を。

簡単に捨てずに、踏ん張ってみませんか。。。

 

こんなに素晴らしい仕事。

本当の楽しみを知らずに去って行く若者を、これ以上増やさない為に、僕達が出来る事。

 

植村さんが本当に悩み苦しんでいたテーマです。

もう一度、考えましょう。。。

就活に関する考察まとめ。。。

先日、いつも講義をさせて頂いている大村ファッション美容専門学校で、講義の合間に就職活動に関しての話をして来ました。

毎年、学生に対してタイミングなどを見ながら、その時その時に僕自身が感じている事や、業界の流れなども踏まえ、やるべき事や、取るべき行動などを話しているわけです。

 

そういったタイミングで、今までにいくつか、就活に纏わる事や美容師としての心構えみたいな記事を書いているので、以下にピックアップしておきます。

古い記事もあるので、そのくらいの感じで読んでもらえば良いかな?

 

これから、就職活動をする皆さん、

美容師としてのキャリアを選んだ若い美容師さんに、

何かしら役に立てば良いかな…と思います。

かなりぶっちゃけて書いている部分もあるので、気分を害したらスミマセン。。。

美容学生でない方は、搔い摘まんで読んで頂ければ。。。

 

ツムジ風。。。

提案力。。。

提案力2。。。

提案力3。。。

見えない所が。。。

感度を上げろ!!!

センスって何だ?

選ばれる美容師。。。

待ったぁ!!!

天職。。。

信じる。。。

理由。。。

本当の楽しみって???

就職活動中の皆さんへ。。。

面接で。。。

離職率。。。

貴方の価値はお幾ら??

クリエイティブな仕事。。。

 

実際拾ってみたら、意外と沢山有りましたが、、、

お時間がある時にでも、読んで頂ければ嬉しいです。

 

P.S.

大村の学生の皆さんは、必ず目を通す様に!!(笑)

終わりなき。。。

ようやく、僕の手元にもチケットが届きました。

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11/3 大阪にて開催。

 

 

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美容業界では知らない人はいない、

DADA Cubic の 故 植村隆博氏の追悼イベントです。

 

何というか…僕の中では、相変わらず心の決着が付いていなくて、

今年初めのお別れ会の時も、

その後ゆかりのある人達といろんな話をしていても、

やっぱりいなくなってしまった感じがしないというか。。。

故 と付けてるのが、本当に違和感がある…

頭の中では、ちゃんと理解しているんだけれど。

 

今年、各業界誌でも、追悼特集が組まれたりもしてて、

改めて作品の持つインパクト、パワーは、いつの物を見ても強烈に、その時の自分の事まで思い出せるくらい、自分に刺さっていたんだなと思い返したり。

 

植村氏が蒔いた種が、各地で確実に芽吹いていて、

直接受け継いだ人達が、こうして意を一つにして、何かを成そうとしている。

 

見る側でしかないんだけど…

しっかりと感じて、目に焼き付けて、後生に残せる物を、僕なりにも考える機会にしたいと思う。

各々が伝えていかなきゃいけない事がある。

しっかりと自分なりに咀嚼して帰って来れたら良いなと思います。

 

 

参加出来る事を、とても楽しみにしています。

 

出演される方々も。

観覧にいらっしゃる方々も。

 

当日、お会い出来る事を楽しみにしています。

 

 

SSAファイナル。。。

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沖縄に行って来ました。

SSA2014のファイナルラウンドが行われました。

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こんな景色の中、翌日のSSAベーシックRound5のミーティング。

環境が変わると、頭のチャンネルも変わるね。。。

 

いろんな所に行って、でも何処にいても美容の話。

 

いつもの変わらないメンバー。

 

福岡でも大阪でも、東京でも。

此処・沖縄でも。。。

 

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内容に付いて、今回は特に触れませんが…

こういうテクニックを見せてくれる講師がいるっていうのも、SSAの振り幅の広さを感じる。

 

やはり食わず嫌いは良くない。

正しい理論が組み合わさると、ナシだった事がアリに変わる。

 

単純に、僕も練習して身に付けたいと思った。

まだまだ知らない事、出来ない事がある。

 

という事は、これを出来る様になれば、また新たに喜んでもらえる伸びしろが増えるって事。。。

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沖縄でも、元々知ってた方達との再会に加え、また新しい出会いも沢山有りました。

 

全国…何処に行っても、同じ美容師同士が、美容という共通の話題で、いつまでも終わる事無く語り合えるって、本当に良いですね。

いろんな形があって、いろんな取り組み方があって、いろんな考え方があって、、、。

 

今回も沢山の方々が、switchの事を知ってくれていて、凄く興味を持っていてくれて、凄い勢いでの質問攻めでしたが(笑)

 

結局ね。

 

僕達は、美容師なんですよ。

 

美容室の中で、一人一人のお客様に気に入ってもらって、喜んでもらって、また次も来てもらって。。。

それだけです。

 

いろんなイメージ戦略とか、やり方とか、色々あります。

当然、タイミングを逃さない!とか、どうやって魅力を伝えるか?とか、チャンスに気付ける!!とか…

1サロンとして、勿論売れる為の大切な事は、沢山有ります。

 

だけど、

結局大切なのって、

お客様の前で、結果を出し続ける事です。

絶対に誤魔化さない事です。

 

自分では、上手くやり過ごしたつもりでも、お客様は分かっています。

誤魔化されたな…って。

リターンし続けて頂けないと、

結局、僕達は飯が食えない。

 

 

やはり、ヘア・デザインで選ばれる。

その人の魅力で買ってもらえるのは、その次です。

 

その逆は…逆効果なんですよ。

人を見て良さそう…で、デザインが微妙だと、

がっかりなんですよ。

 

何かね…その辺り。

 

しっかりやっていきたいですね。

 

何やかんや、switchは上手くやってるね!!

と思われている節がありますが、、、

 

僕達が、一番大切にしている物は、ヘアデザインであり、それを創り出す為の知識と技術であり、それを多くの女性にフィットさせる為のセンスです。

アイドルでも何でも無い。

技術屋の集団です。

 

僕もまだまだです。

もっと、上手くなりたい。

上手くなれると信じて、日々やっています。

 

 

やはり、ヘアデザインはお客様の物。

自分で、自宅で再現出来る物が、デザインです。

その日限りのスタイリングで作る物は、ヘアスタイル。

 

デザインには、確固たる知識が必要ですね…。

知識は武器になります。

知らないと、誤魔化すしかないんですよ。。。

初めに宣言した通りのデザインを、確実に作れる。

当たり前の様だけど、難しい。

 

でも、僕達はコレを実現する為に、日々勉強しています。

 

 

 

2015年SSAに参加ご希望の方は【SSA公式ホームページ】⇒【カリキュラム】⇒【お申込、問合せ】で参加表明お願いします
SSA公式ホームページ⇒http://www.ssa.co.jp

 

聞ける人。。。

お客様の声。

ちゃんと聞いてますか?

 

お客様の疑問。

ちゃんと答えてますか?

 

お客様の要望。

ちゃんと応えてますか?

 

もっと耳を傾けよう。

 

話の分量。割合。

此方が話し過ぎてないかな?

 

お客様は、もっと知りたい。。

 

何を?

 

もっと、耳を傾けよう。。。

Anniversary。。。

1997年10月10日

switchは誕生しました。

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スタッフ6名。

サロンを多くの人に知ってもらう為に、連日夜中まで、スタッフ全員であれやこれやと頭を捻りながら。。。

17年の年月は、長かった様な短かった様な…。

熱い連中が集まって、個々の能力をお互いにサポートしながら、個々の才能が最大限に生かされる様に。。。

ずっと変わらないswitchのスタンス。

ずっと変わらない僕達の想い。

変わり続ける世の中で、

変えない事と、変える事。

ブラしてはいけないモノ。

曲げずにまだやれています。

「すぐに潰れるよ!」と言われて、早17年。

18年目も、自分達を曲げずに理想郷を求め、やっていきます。

これまで支えて頂いている、お客様や関係者の皆様。

まだまだ皆様のお力添えが必要です!

あと3年で20年。。。

いつまでも老舗ではなく…チャレンジャーのつもりです。

これからも熱い御支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。。。

取材して頂きました。。。

マイクロバブルパートナーズさんに取材して頂き、会報誌に掲載して頂きました。

サロン紹介と、僕自身の美容師として、昔から一貫している想い、ここ最近感じる事など、

一人の美容師として、サロン内や業界内で教育に携わる者としての、自分の想いを二回に渡り載せていただいています。

以下のリンクから、PDFファイルで読めますので、
お時間がある時にでも、御一読頂ければと思います。

1.37.36

第一号へ

1.37.11

第二号へ

 

マイクロバブルパートナーズのHP

本来のあるべき姿。。。

 

先日、

福岡でも、SSAベーシックコースのファイナルラウンドが終了しました。

デザインの為のケミカル=基礎知識を、
リアルにデザインと結び付け、

サロンワークベースのパーマ・ストレートに、
クリエイティブな要素をふんだんに取り入れながら、

ナチュラルでハイクオリティなカラーデザインが展開されました。

 

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パーマ・ストレート・カラー

それぞれ、事前にダイアグラム、及びデッサンが講師陣から示され、忠実にこれを再現していく。

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何故、このデザインにするのか?

そうすることによって、どのような女性像になるのか?

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どのようなプロセスを踏んで、デザインを創って行くのか?

キッチリと設計図を作り、プロセスを確実に進めていく。

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このように、全ての構成やデザイン展開、そしてカラーに置いては、そのデザイン効果まで、誰が見ても分かる形で整理されています。

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施術に入る前に、それぞれの担当者から、デザイン及び施術プロセスについてプレゼンテーションが行われます。

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施術中も、随時受講生の方からの質問にも答えていきながら、始めに示した予定通りに進めていきます。

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講師陣から伝わってくる独特の緊張感と、

時々、少しだけ和む様な空気もありつつ、デザインの完成まで息つく間もない程、

受講生の方も一瞬でも見逃すまいと、必死でメモを取り、写真に納め、ドンドン質問をして自分の物にしようと言う気迫が感じられました。

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初めに全てを決めて、その通りに仕上がる。

一見、当たり前の様だけれど、完璧に予定がブレないのって、実はかなり難しいよね。。。

仕上がりが完璧に見えているからこそのプロセス。

 

けどこれって…実際のサロンワークで、どれくらいのレベルで実践されているんでしょうか。。。

 

 

僕自身としては、実技を伴う最終Roundに関わったのは、大阪に続き福岡で2拠点目。

美容アカデミーSSAのベーシックコースは、

基礎知識を徹底的に身に付ける為のコースだったわけですが、、、

ここからが始まりなんですね。

 

こういう事が分かっていないから、ミスが起こるんだな。。。

ココを曖昧にしているから、出来上がりにブレがあるんだな。。。

この辺りを疎かにしているから、苦手な髪質があるんだな。。。

 

そう。

比較的扱いやすい髪質の方は良いんですよ。

こういう方は、価値観やセンスが近ければ、多分誰が担当しても上手くいく。

でも、世の中そういう方ばっかりでは当然ない。

僕もまだまだ完璧ではないし、

まだまだ上手くいかないことがある。

 

でもね…。

僕もSSAで変わったんですよ。

絶対に誤魔化さない。

上手くいかなかった時。

絶対にお客様に言う。

そして、もう一度チャンスを頂いて、キッチリとお互いに納得がいくまで、やり直す。

 

美容師だったら分かると思うけど、かなり勇気が要りますよ。

しかも、失敗した時の原因が、どのくらいのレベルで分かっているか。

分かっているから、リカバリが出来るし、このやり直しのリスク。

時間やダメージを最小限にすることが出来るんだよね。

 

一見、当たり前のことだけど、中々難しくないですか?

 

けどね…。

端から見て、華やかに見える所や、よさげなイメージの所ばかりじゃダメだと想う。

 

どんな方に対しても、しっかりと対応が出来る技術と対応力。

そしてデザイン力。

 

これが無きゃ、息長く美容師としては、生き残っていけないんじゃないのかな。

これからの時代はね。

 

やっぱね。

流しちゃいけないんですよ。

 

死ぬ気で向かい合う。

本気でやる。

 

そうやっていける人が、本当に沢山の人に認められていくんじゃないでしょうか。

 

誤魔化しのトークやテクニックが上手くなっても仕方ない。

 

本気で美容と向き合う人が、少しでも増えていけば、、、

本当に、美容師って言う職業が、世の中に本当の意味で認められていくんじゃないでしょうか。

 

ということで。

SSAを、受講してみたいな…と迷っている方。

周りに既に受講したことがある人がいれば、是非聞いてみて欲しい。

もし、周りにいなければ、ネット上に沢山情報があります。

特に、今年の受講生の方が書いているブログなんかは、リアルなところが分かるんじゃないでしょうか。。。

 

「いつまでも、あると思うなSSA」

僕等、講師陣が参加していた熊本で行われていた教育者育成の為のSSAアカデミーは、たった5期・約3年で終了/解散しました。

(熊本で行っていたSSAは、SOEN有本氏が次世代の教育者を育成する為に行っていたアカデミーで、現在展開しているSSAとは違います。)

 

今年から全国で展開し始めたSSAですが、何年とはこの場では言えないけど、そんなに長く何年もやらないことが、既に決まっています。

勿論、かなりのハードワークと、本気で向かい合う為の時間が必要なので、誰にでも勧められるセミナーではありませんが…

迷って後悔するなら、飛び込んでみても良いじゃないでしょうか。。。

 

誰から、何処で学ぶのか?

これは、非常に重要なキーワードですよ。

安くて良い物。。。

アメブロをやめてからは、
何かしらの検索で引っかかって、僕のブログに辿り着かれる方の割合が増えたようですが、、、

前もそうだったんだろうけど、アメブロだから何となく来ちゃいましたって人がいたからね…って、見てる人が減ってるやん!てのは、、、

 

僕は美容師だから、美容に関しての記事が多いんだけど、

当たり前だよね…その他の僕のことなんかどうでもイイ(笑)

 

で、その検索ワードに、結構出てくるのが、

「安くて良いノンシリコンシャンプー」やら、

「市販シャンプーおすすめ」

とか、

まぁ、そういう類のものが多いんですね。

 

先日の記事【貴方の価値は、お幾ら??】で、物の価値とか適正価格の事について書いたんだけど、

僕の価値観で言えば、

【安くて良い物】は、この世に存在しない!!

と、思っています。

【安い割りには、まぁ良い物】

【この値段にしては、中々だね!】

なら、あるかもね。

 

安い物に、作り手の拘りってのは、中々結びつかないね。。。

 

 

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やっぱり、高いモノには高い理由が、

安い物には安い理由がある。

 

同じ物を企業努力で少しでも安く!という話は、ここでは関係無い事とします

 

だから、ここで言う【良い物】ってのは、どの価値観で言っているのか??

で、全然変わるよね。

基準がそもそも何処なのか??っていう。

 

なので、ここでは単なる価格で比べようと思います。

 

例えば、シャンプー。

一般的に売れている、所謂【市販のシャンプー】

550ml ¥700前後(安売り店で買えば、もっと安い)

 

【売れてるノンシリコンシャンプー】

500ml ¥1000前後(これもネットで安く売っている所アリ)

 

割と安い美容室専売品とされているシャンプー

300ml ¥1500位(この辺りが最低ラインで、もっと高い物が多い)

 

【市販のシャンプー】と美容室で売っているシャンプー。

約4倍くらいの価格差がある。

トリートメントとセットで考えると、美容師室専売品のトリートメントは、

300ml  ¥3000位なので、

もっと価格差は開くかな。。。

 

先ず、ここで大切なのは、

本当に良い物を使いたいのか?

良い物を使っている気がしている、自分に満足したいのか?

松竹梅の【竹】を選んでしまう、日本人的感性なのか?

 

僕の感覚だと、

そもそも、販売価格がいくら安くても、自分に合わない物であれば、それには価値が無く、例え1円で売られていても買わない。

だから、安い物が欲しい…という感覚は、僕には無いな。

全く同じ物を、安く買えるのならそちらの方が良いとは思うけど。。。

払う金額の話ではなく、その物に、その値段なりの価値があるかどうか?だよね。

 

 

で、シャンプー。

シャンプーの中身の価格は、ほぼ洗浄成分の価格と言って良い。

何とかエキスとか色々入っているのも、多少のコストに影響するけど、シャンプーの内容成分としては、さほどでもない。

メチャメチャダメージ修復効果のある、本当に良いシャンプーに入っている物の中には、少し入っているだけでかなり高くなってしまうモノもあるが…

TVのCM等に何億ものコストが掛かっていて、当然そのコストが販売価格に乗っている【市販のシャンプー】【売れてるノンシリコンシャンプー】が、

何故、安い価格で売れるのかを考えれば、実際の中身にどの程度のコストが掛けられているかは、普通に考えれば分かるだろう。

 

飽くまでも仮の話だけど…

¥1000の販売価格の内、

¥300が広告宣伝などの販促費、¥600が流通コストと販売店・製造メーカーの利益、容器代が¥70で中身の製造コスト¥30

だとしたら?これは安いですか?

 

¥1500のシャンプー

販促費が¥100、流通コストと販売店・製造メーカーの利益が¥900、容器代¥100で中身の製造コスト¥400

だとしたら?

 

洗浄力が恐ろしく強くて、製造原価が安い洗浄成分を、人体への刺激が少ない程度まで薄めて入っているシャンプー。

タンパク質やアミノ酸といった、そもそも高い原料から作られた刺激の少ない、洗浄力が穏やかな、 余り薄められない洗浄成分で作られたシャンプー。

 

高い・安いの違いって、こういう事です。

 

¥30の原材料で作られた物が、¥1000で売られています。

¥400の原材料で作られた物が、¥1500で売られています。

 

価格で比較するというのは、こういう事です。

分かりやすいのか?分かりにくいのか??

見る人の判断でしょうが。。。

 

(※当然、大量に作る方が、各々の部分にかかるコストは下がります。沢山売れている方の容器代や流通コストが少ないのは、そういった理由です。)

 

僕は、安いシャンプーなんて死んでも家族には使わせない…お風呂の洗剤を薄めて、頭とか身体洗ってるのとあんまり変わらないのに…

 

シャンプーなんかの類は、工業製品だから、まだこの程度の価格差です。

 

ここに、人の手作業が加わると、もっと差は広がります。

そこを、人件費と捉えるか、職人の技術料と捉えるかで、またいろいろあるんでしょうけどね。。。

 

 

ちょっと遠回りしましたけど…

自分の取り分=収入は上げたい

これは、多分ほとんどの人がそうだと思う。

そうじゃない仙人の様な人は、この際除外します。

なのに、人の取り分は少なくしろ!

という、何処か搾取的感覚って、どうなんでしょうかね。。。

 

物の価格を下げろ!安くしろ!!

っていうのは、そういうことです。

 

製造・創造に関わる人の労働に対する対価を下げろ!って言ってるのと、変わらなくないのかな…。

何かこういうのって、すごく不毛な感じがするんだけど。。。

 

僕は、価格勝負じゃなく、価値を生み出す側にいたいと思うし、

自分が本当に良いと思う物に価値を見いだし、正当な対価を払える自分でいたいな…と想っています。

 

少なくとも、物創りをしている人 美容師は、そういう感性でいて欲しいと想います。

 

と、また爆弾落としましたね。。。