先日、
福岡でも、SSAベーシックコースのファイナルラウンドが終了しました。
デザインの為のケミカル=基礎知識を、
リアルにデザインと結び付け、
サロンワークベースのパーマ・ストレートに、
クリエイティブな要素をふんだんに取り入れながら、
ナチュラルでハイクオリティなカラーデザインが展開されました。
パーマ・ストレート・カラー
それぞれ、事前にダイアグラム、及びデッサンが講師陣から示され、忠実にこれを再現していく。
何故、このデザインにするのか?
そうすることによって、どのような女性像になるのか?
どのようなプロセスを踏んで、デザインを創って行くのか?
キッチリと設計図を作り、プロセスを確実に進めていく。
このように、全ての構成やデザイン展開、そしてカラーに置いては、そのデザイン効果まで、誰が見ても分かる形で整理されています。
施術に入る前に、それぞれの担当者から、デザイン及び施術プロセスについてプレゼンテーションが行われます。
施術中も、随時受講生の方からの質問にも答えていきながら、始めに示した予定通りに進めていきます。
講師陣から伝わってくる独特の緊張感と、
時々、少しだけ和む様な空気もありつつ、デザインの完成まで息つく間もない程、
受講生の方も一瞬でも見逃すまいと、必死でメモを取り、写真に納め、ドンドン質問をして自分の物にしようと言う気迫が感じられました。
初めに全てを決めて、その通りに仕上がる。
一見、当たり前の様だけれど、完璧に予定がブレないのって、実はかなり難しいよね。。。
仕上がりが完璧に見えているからこそのプロセス。
けどこれって…実際のサロンワークで、どれくらいのレベルで実践されているんでしょうか。。。
僕自身としては、実技を伴う最終Roundに関わったのは、大阪に続き福岡で2拠点目。
美容アカデミーSSAのベーシックコースは、
基礎知識を徹底的に身に付ける為のコースだったわけですが、、、
ここからが始まりなんですね。
こういう事が分かっていないから、ミスが起こるんだな。。。
ココを曖昧にしているから、出来上がりにブレがあるんだな。。。
この辺りを疎かにしているから、苦手な髪質があるんだな。。。
そう。
比較的扱いやすい髪質の方は良いんですよ。
こういう方は、価値観やセンスが近ければ、多分誰が担当しても上手くいく。
でも、世の中そういう方ばっかりでは当然ない。
僕もまだまだ完璧ではないし、
まだまだ上手くいかないことがある。
でもね…。
僕もSSAで変わったんですよ。
絶対に誤魔化さない。
上手くいかなかった時。
絶対にお客様に言う。
そして、もう一度チャンスを頂いて、キッチリとお互いに納得がいくまで、やり直す。
美容師だったら分かると思うけど、かなり勇気が要りますよ。
しかも、失敗した時の原因が、どのくらいのレベルで分かっているか。
分かっているから、リカバリが出来るし、このやり直しのリスク。
時間やダメージを最小限にすることが出来るんだよね。
一見、当たり前のことだけど、中々難しくないですか?
けどね…。
端から見て、華やかに見える所や、よさげなイメージの所ばかりじゃダメだと想う。
どんな方に対しても、しっかりと対応が出来る技術と対応力。
そしてデザイン力。
これが無きゃ、息長く美容師としては、生き残っていけないんじゃないのかな。
これからの時代はね。
やっぱね。
流しちゃいけないんですよ。
死ぬ気で向かい合う。
本気でやる。
そうやっていける人が、本当に沢山の人に認められていくんじゃないでしょうか。
誤魔化しのトークやテクニックが上手くなっても仕方ない。
本気で美容と向き合う人が、少しでも増えていけば、、、
本当に、美容師って言う職業が、世の中に本当の意味で認められていくんじゃないでしょうか。
ということで。
SSAを、受講してみたいな…と迷っている方。
周りに既に受講したことがある人がいれば、是非聞いてみて欲しい。
もし、周りにいなければ、ネット上に沢山情報があります。
特に、今年の受講生の方が書いているブログなんかは、リアルなところが分かるんじゃないでしょうか。。。
「いつまでも、あると思うなSSA」
僕等、講師陣が参加していた熊本で行われていた教育者育成の為のSSAアカデミーは、たった5期・約3年で終了/解散しました。
(熊本で行っていたSSAは、SOEN有本氏が次世代の教育者を育成する為に行っていたアカデミーで、現在展開しているSSAとは違います。)
今年から全国で展開し始めたSSAですが、何年とはこの場では言えないけど、そんなに長く何年もやらないことが、既に決まっています。
勿論、かなりのハードワークと、本気で向かい合う為の時間が必要なので、誰にでも勧められるセミナーではありませんが…
迷って後悔するなら、飛び込んでみても良いじゃないでしょうか。。。
誰から、何処で学ぶのか?
これは、非常に重要なキーワードですよ。