【デジタルパーマのススメ】と題して、
大阪でデジタルパーマのセミナーをやってきました。
デジタルパーマって、
巻き髪風にしかならない…
とか、
どうしても仕上がりの質感・風合いが固くなってしまう…
とか、
初期のイメージでそう思っている美容師さんが多く、
上手く活用出来ていない現状があります。
もっと上手く使いこなせば、
コールドパーマでは出来にくいデザインや、
やりにくい髪質への対応、
と、かなり可能性があるはずなんだけどね。。。
という事で、
現在SSAで学んでいる方々、
昨年セミナーに参加されていた方、
また、SSAの受講を考えているんだけど、
どんなことをやっているのか、見てみたいなぁ…
と言う方に向けて、
今回の開催となりました。
内容に関しては、
来て頂いた方々にきちんと伝わっていれば、
ここで書くことはそんなに無いんだけど…
19時スタートで22時の終了まで。
皆さん熱心で、
出来るだけ見逃さず、一つも聞き逃さず、
少しでも新しい発見が出来る様に!!
と言う姿勢に感銘を受けました。
まだ、勉強を始めていない人にとっては、
薬剤の特性を正しく理解し、
お客様一人一人の髪質やダメージを、的確に把握し、
デザインに合わせて、手法や技術を選んで、施術を進めていく。
というのが、
どうも面倒臭かったり、難しかったりするんだろうけど…。
僕からしたら、
そういうのを分からないままやってるのって、
逆に怖くて仕方がない。
もっと安心して、デザインに集中出来た方が良いのになぁ…
って思ったりします。
出来るだけ、
表現出来るデザインの幅を拡げたいし、
それが結果として、
サロンワークでの提案の幅を拡げる事に繋がる。
パーマって、
何でかけるかはともかく、
洗っても無くならない、
強力なスタイリング剤だと思う。
乾かせば、
意図したデザインが再現される。
少し手を加えれば、格段に素敵になれる。
そんな、デザインの土台作り。
美容師のスキルとしては、
アイロンワークを含めたスタイリングの技術は、
とても大切だし、もっと上手くなる必要があると思うけど…
翌日もきちんとデザインが再現されるという意味では、
アイロンで作ったスタイリングは、翌日は再現されない。
アイロンが必要なスタイルは、
スタイリングで作られたヘアスタイルであって、
ヘアデザインとは、呼べないと僕は想っています。
だから、
僕は、ヘアデザインを売っているという事にこだわっているし、
サロンワークの仕上げでは、ほとんどアイロンを使わない。
スタイリングは、スタイリング。
僕は、やっぱりヘアデザインで勝負したい。
パーマのセミナーでは、いつもこんな気持ちをお伝えしています。
お手伝い頂いた、関西のSSAメンバーの皆さん。
有り難う御座いました!!