switchでは、
個人がカリキュラムに沿ってやっていく、個人レッスンと別に、
定期的に全員参加で勉強会をやっています。
基本的に技術は、
見て覚える!
それを、反復して身体で覚える!!
が、非常に多いです。
だけど、
見ているだけでは分からない部分っていうのも、
実は沢山有って。。。
こうしてスタイリストが、
細かい所を一つ一つ言葉に置き換えて伝えています。
手先の技術的なこともあるんだけど、
「何故こうする?」
「今やったコレ、こう意味があるんだよ!」
って感じで、
サロンワーク中のOJTでは、中々伝えられない本当に細かい事。
でも、実はこういう細かい所が、
お客さんの求める所だったり、
技術の向上のヒントになったりするんだよね。
ヘアデザインにも、
何となく流れというか流行みたいな物があるから、
今はあまり使わない技術とか、
逆に、いま絶対に押さえておかなきゃイケない技術とか、
いろいろある。
でも、
必要の無い技術って、多分ない。
中には、もっと合理的に整理していくことによって、
結果使われなくなっていく技術や道具もあるんだけどね。
ここ数年なら、カールじゃ無くてウェーブをアイロンで作る。
コレは、今ならストレートアイロンでやっちゃうんだけど、
3本のアイロンを組み合わせたウェーブアイロンってのもあるんだよね。
一般の人は、コッチでやってる人が多いんじゃない??
僕等は、場所によってリッジの深さを変えたりするから、ストレートアイロンの方が良いんだけど。
このストレートアイロンでやってるウェーブって、
昔マーセルウェーブって言われてたのが、進化したらこうなったんだよね。
この1890年代当時は、火鉢に突っ込んで暖めたコテ(アイロン)でやってたんだよね。
僕が美容学校に行ってた頃の教科書には、まだ載ってたな。
一回だけ、学校の先生から見せてもらったことがあるけど…
皆、知らないよね(笑)
だけど、ルーツや歴史を知ることも、
とても大切だと思うな。
なんて事を想いながら、
スタッフにいろんな事を伝えたりしています。
技術と知識の継承。。。
巷では、労使問題とかいろいろ有るけど、
こういう所も分かった上で議論したいよね。。。。