ここ数日、すごい盛り上がってるブログ記事がありますね。
中々、キレのある文章で、そうだよねぇ、、、って想いながら、僕もSNSでシェアしたんですが、そこへの反応もかなりでしたね。
賛否両論あるようですが、僕は共感する部分が多かったな。
そして、Air 木村直人氏の記事
【美容室は学校じゃねぇんだよ】
会社が美容室に変わると、更に共感出来る部分が増えるね。
いや、ごもっともです。
以下引用
“ 日々成長してますか?
日々考えていますか?
自発的に行動していますか?
教えを素直に受け止めていますか?
今一度、考えていくべき所に来ている時代ですね。 ”
以上。
ココのくだり。
一般的に誰にでも当てはまると思うけど…
俺達、元々何屋だっけ?
そんなんでお客さんやってんの失礼じゃない??
って、僕には聞こえるな。
そして、
美容師名鑑編集部 石渡氏の記事
【“学生気分”と“気分は社会人”】
少し切り口が違うんだけど、これもまた真理かな、と。
3つまとめて、是非読んで頂きたい。
どれも納得出来るし、そうだよなぁ…って共感します。
でさ。
ここからは、文句ばっか言ってても仕方ないし!ってことで。
僕の考えを。。。
結果、組織っていうのは、TOPにかかっているわけで。
出来ねぇ部下が沢山いるとか、ダメな新人ばっかだ!とか、言ってるのって、本当に恥ずかしい。
誰がその環境作ってんの?
その人誰が採用したんだっけ??
その人事の責任って???
そうなんだよ。
結局、誰が指揮取ってんのか?って話なわけ。
要は、そんな育てられもしない人がやってる組織なのか?!
って判断されるんじゃないのかな。
僕は、一般の企業では働いたことがないから、飽くまで美容室・美容師としての考えの域は出ないんだけど、、、
技術を教え、人としての振る舞いや仕事のイロハ。
人生・生き方を教わっていると言っても過言ではないよね。
正に、芸事【ゲイゴト】。
美容師の仕事って、芸事だと思う。
だから、芸を身に付けるってのは、どういう事なのか。。。
そんな、今日言ったから明日出来る!なんて、そんな簡単なことじゃないし、直ぐに結果が出るもんでもない。
だけど、一丁前になってからなんて言ってたら、いつになるかも分からないわけで、だから師匠の元で、お客様に付かせて頂きながら、いろんな事を日々稽古して、自分のモノにしていく。
だから、
確かに、教わっている方(雇われている方)も、日々精進して、常に向上心を持って、稽古に励むべきだ。
そこには朝も晩もなく、常に! だよね。
いつもいつも自分が今取り組んでいることを考えて、上手くなるには…出来ないことを解決するには…次のステップに上がるには…。
これが、嫌だったら、もはや向いてないね。
美容師は誰にでも出来る仕事じゃないよ。
精進し続けるにも、才能が必要だと思うから。
続けられない人もいるけど、そりゃしょうがない。
続けられないんなら、諦めなきゃ。
そこはさ、人からガタガタ言われることじゃない。
無理矢理ヤラされるから、ブラック企業なんて話になる。
そもそも、美容って、住み込みで師匠と四六時中一緒にいて、技術や作法を見て盗んで覚えていた世界。
そこに夢とか希望とかがあるんじゃないのかな?
それが、段々と企業?っぽく組織が出来てきて、インスタントな結果が求められる様になってしまっている。
そう。
人が育つかどうかなんて…
伝える側、育てる側のスキルに掛かってるって所を、忘れちゃいけないよ。
相手に合わせ、急かすべき所、待つべき所、どうやって気付きのきっかけを与えて、いかにも自分で気付いたかのような状況を作ってやるか。
自分で気付いたこと以外、忘れちゃうから。
だから、教えちゃダメなんだね。
と、僕は想っている。
やらせるだけじゃなく、上に立つ者が、
いつも前進していて、勉強していて、伝えるスキルを磨いていく。
人が育たない。。。
といわれる、現在。
こんな発想も、必要なんじゃないかな