博多の街は、山笠が終わった途端、一気に暑くなってきました。。。
もう夏ですね!
梅雨明けも、もう時間の問題でしょう。
この前は夏の準備について書きましたが、夏とは切っても切れないのが、【紫外線=UV】ですね。
僕等が子供の頃は、「しっかり陽に当たりなさい!」って言われたもんですが、そんなのは昔の話。。。
今は、なるべく当たらない方が良い、といわれてますね。
それで、【紫外線対策】ってよくいうけど、大きく2つあるね。
予めダメージを受けないようにする。
ダメージを受けてしまった後、どうにかする。
予めダメージを受けないようにするには、先日書いたように、紫外線カット・UVブロックといった対策が必要ですね。
ここ最近は、ブロックする力を表す数値が大きくなってるので(SPFやPA)安心感がありますが、
一回塗っておけば良い!ってわけではなさそうなので…
日焼け止め(体用も髪用も)きちんと持ち歩いた方が良さそうですよ。
なので、ハイブリッドな髪も体も使えるモノが人気なんですね!
で、そもそも何で紫外線がダメなのか??
紫外線を浴びることによって、大量の活性酸素が発生する事が分かっています。
そう。
この活性酸素が、いろんな悪さをしているんですね。
活性酸素が発生すると、ドンドン酸化されていきます。
酸化=錆・サビと思ってもらって良いと思います。
つまり体や髪の毛が、錆び付いていってる。。。
ということです。
なので、紫外線を受けた後のケアは、
活性酸素を取り除く事。
酸化されて受けたダメージをケアしていく事。
ですね。
身体の方は、きちんと代謝していくので、
抗酸化作用のある物を積極的に採ることでをオススメします。
例えば、、、
・βカロチン(にんじんやカボチャなど)
・ビタミンB2(レバーやたらこなど)
・ビタミンC(トマトや苺など)
・ビタミンE(鯖やアボカドなど)
・ポリフェノール(ワインやチョコレート)
なんかが良いようです。
髪の方は、
毛髪はケラチンというタンパク質で構成されています。
このケラチンタンパクは、シスチンというアミノ酸が沢山あって、このシスチンが髪の強度(堅さ・弾力)を保っています。
このシスチンが活性酸素によって酸化されてシステイン酸という物質に変わっていき、その他のアミノ酸も酸化によって減っていきます。
この状態になると、徐々に髪の毛が弱ってきます。
ちょっと難しいですか??
つまり、髪の中のアミノ酸がドンドン減っていき、バランスが崩れていきます。
そうすると髪の強度が落ちていって、弾力がなくなる・切れやすくなる・色が抜けてくる。。。
ということになります。
なので、ダメージが進行していかないように、早めにアミノ酸の補給が大切になりますね。
軽度のダメージなら、サロンでやっているトリートメントで、タンパク質やアミノ酸などを定期的に戻してあげることで、状態を良くすることが出来ます。
(髪は死んだ細胞なので、元通りにはなりません。。。)
ダメージが進んでいる場合には、ご自宅でのケアも必須になります。
シャンプーやトリートメントでのケアです。
んん?
逆だと思ってました??
って人が、きっと多いですよね。
ダメージが大きくなればなるほど、毎日きちんと栄養を補給してあげないと、間に合わない!ということです。
自宅で使う、シャンプーやトリートメント。
香りとか価格で選んでいる場合ではありませんよ!
基本的には、アミノ酸やタンパク質を補給出来るタイプのものが必要になります。
(一般のドラッグストアなどで売っているモノには、残念ながらこの種はありません…)
髪の状態によって(元々の髪質もある…)必要な成分が変わるので、きちんとケアしたい人は、必ず担当の美容師さんに相談して下さい!
症状にあわない物は、どんなにイイ物でも意味なかったりもします。
むしろ逆効果に働く場合も!!(買えって状態が悪くなってしまう。)
特に、修復効果が高いものほど、使用法も含めて間違ってしまうと大変なことになります。
(頭皮の状態が悪くなったり、髪がベタベタになってスタイリング出来なくなったり。。。)
何となく自己判断で風邪薬を買ってきて、
全然治らなくて、
酷くなってから病院に行ったら、
結果、治るまでに時間もお金もかなりかかった。。。
っていうのと、同じです。
ちょっと長くなりましたが、、、
ダメージケアには、きちんとした診断と処方箋が必要です。
必ず美容師さんに、必要なケア法と、ケア用品の正しい使用法など、きちんとアドバイスを受けて下さいね!
※夏は、汗や皮脂の量が増えるので、間違ったケアによって頭皮トラブルが、本当に増えます。。。
夏の頭皮トラブルは、長引く方が多いので気を付けて下さい!!