「美容師として」カテゴリーアーカイブ

【安くて良いシャンプー】は無い!!

 

僕のブログ、最近はこんなワードで検索されています。

 

 

まぁ、他のワードが紛れている時もあるんですが、

大体こんな感じです。

 

 

スクリーンショット 2015-07-08 15.37.08

 

 

 

 

西本さんは、まぁ検索ワードの常連です。

でも、僕のブログにはたまにしか登場しません。。。

なので、、、

西本早希ファンの人は、読んでガッカリしていることでしょう…。

スミマセン。。。

 

 

で、本題です。

 

ほぼ毎日検索ワードで入っているのが、

 

【安くて良いシャンプー】

 

です。

 

そんだけ探している人が多いんでしょう。

 

美容師だから言う訳ではなく、

いろんな意味で

本当に良いシャンプーを使った方が良いです。

 

では…

良いシャンプーとは?

 

今までも何度か書いてるけど、自分に合っている物を選ぶ

というのが、答えになるので、

じゃぁ、どうやって選ぶんだよ??

って話になるんだけれど、

やはり、信頼出来る美容師さんに聞いて、

今の自分に合っている物

を選んでもらって欲しい…んですね。

 

で、

シャンプーを選ぶ時に、ほとんどの人が気にしていない事を、

ちょっと突っ込んで書きたいと思います。

 

先ず下の図を見て下さい。

 

 

 

 

head2

 

普通は、髪の毛があるので見えていない、

頭皮と顔の境目。

 

書き込んだ矢印は、

放っておくと弛んで下がってくる

または、リフトアップしていきたい方向性ですね。

 

皮膚のたるみとは?

段々と顔の皮膚が下がってくると、シワたるみが出て来ます。

 

所謂、お顔のケアは、みんな凄い一生懸命にやって、

お金もそれなりにかけてる人が多い。

 

スキンケアを含めた、お顔のケアって、

保湿が全てと言っても過言では無いですね。

 

洗顔から始まって、化粧水に乳液、美容液にクリームにマッサージ。

 

はい。

何故、その顔を上に吊っている頭皮。

皆さん無視するんでしょうね。

 

 

 

一生懸命に手入れをして、少しでも上に上がって欲しい…。

のに、

何故、お金をかける所が、生え際までなのか??

 

本当に大切なのは、その上の頭皮のはずです。

 

どんなに頑張っても、頭皮が弛んできたら終わりです。

 

しっかりとスキンケアをしている人程、分かっているはずです。

 

乾燥してハリが無くなる=たるみの原因

ということを。

 

お顔の乾燥が気になる人は、必ず頭皮も乾燥しています。

お顔に少しシワなどが気になり始めた人は、

間違いなく頭皮が弛み始めています。

 

お顔の乾燥が気になりだした人が、

500mlで数百円程度のもので、洗顔するでしょうか?

 

皮膚の表面の脂汚れを落とすのが、洗顔やシャンプーの役目。

どの位潤いを残しながら洗えるか?

が、洗浄成分で決まります。

 

安いシャンプー

=洗浄成分が強い

=脂の取り過ぎ

=頭皮が乾燥する。

→脂が沢山出る様になる

=強く洗ってしまう

=もっと乾燥する

=皮膚がどんどん弛んでいく

 

怖くないですか?

 

僕の考えは、

顔に何万円もする美容液を使うくらいだったら、

ちゃんと3~5000位する、ちゃんとしたシャンプーを使って、

頭皮に潤いを与える物も、セットでちゃんと使って、

髪に合わせたトリートメントもちゃんと選んで欲しい…

です。

 

お顔のケアが悪いんじゃなくて、

そうしないとコストが合わない。

折角やってる努力が、それじゃ報われない。。。

 

頭皮のケアをちゃんとするのが先で、

それでも足りない分を、スキンケアで補う。

頭皮のスキンケアも、ちゃんとやろうよ!っていうことです。

 

ケアする部分を、

生え際で分けるなんておかしい!!

 

 

 

って事です。

 

頭皮をきちんとケアすると、顔のリフトアップもします。

しっかり上がらなくても、これから下がるのを防げます。

どんなに顔のマッサージをしても、

顔を上に引き上げている頭皮が下がったら、全然意味ない。

 

安い物には理由があります。

高い物にも理由があります。

 

何処にコストをかけるか??

 

シャンプーは、洗浄成分で選ぶ。

自分の頭皮と髪の毛の状態に合わせて、洗浄成分を見極める。

 

とても大切なことです。。。

 

安くて良いシャンプーは無い!!

のですよ。

 

安いシャンプーでも大丈夫なのは、

脂がメチャ出る10代の男子だけです。

 

またシャンプーのことは、詳しく書きます。

 

いろいろ詳しく知りたい方は、サロンで直接聞いて下さいね☆彡

誰の為のこだわりなのか??

switchでは、

ここ最近、勉強会に講習会形式を取り入れています。

 

昨夜は、皆でデジタルパーマによる、毛髪に対しての熱の影響を検証してみました。
IMG_4371.PNG

かなり一般的になったデジタルパーマ。

出始めの頃の、メチャ傷むっていうイメージも、ようやく薄れてきて、

アラフォー世代の人はまだ嫌がる人がいますけど…

提案出来るデザインの幅を、大きく拡げてくれる頼もしいツールになりましたね。

 

そんなデジタルパーマ=通称デジパーですが、

メーカー推奨の決まったやり方だけでは、

様々な髪質やコンディションのお客様のヘアには、対応出来なくなってます。

 

デジタルパーマは、ロッドの発熱からくる熱の力を借りて、

通常のパーマでは再現出来ない大きなカールを出したり、

毛髪の水素結合の性質を利用して、乾いた時に最もカールやリッジが出るという、通常のコールドパーマとは違う性格の施術になります。

 

一般の方は、あぁ…頑張ってるんだね!位でこの辺りで止めていただいて結構です(笑)

ここからは、美容師さん向けになるので…。

 

さて、

通常のパーマにプラス熱を使う。

 

熱を使うという事は、

熱に弱いタンパク質や脂質(CMC)で出来上がっている髪の毛に、

熱がどのような影響があるのか?

を整理していく必要があります。

 

とうことで、昨夜の検証は、

ロッドを巻く際に髪を濡らす物を替えると、どの程度の差が出るのか?

水で濡らす?

エルカラクトンやペリセアなど毛髪保護成分といわれる物を付けると?

ポリグルタミン酸などの保湿成分を使ったら?

脂質やオイルを一緒に組み合わせると??

 

また、ロッドを包むカバーの使い方で、乾き方や熱の伝わり方が違うんじゃない??

ロッドを加温する温度の設定は、どう使い分けようか?
など、

加温に関わる所の検証を、結構時間をかけてやってみました。

 

ある意味、予想通りの結果でしたが、

例えば、経時で髪の乾き具合を見ていくと、

5分だと乾いていないけど、6分だと毛先は乾いている。とか、

90度だと5分で水分が無くなる。だとか、

ロッドに巻き付ける髪の量で、熱の伝わり方も全く違うとか、

 

いろんな条件によって、全く結果は変わってきます。

一見小さい様に見えるこんな差が、お客様が家に帰って扱いやすいかどうかに、格段の差を付けるのです。

 

薬剤のアルカリコントロールと、熱のコントロール。

上手く使えば、本当にデザインの幅が拡がりますね。

デジ独特の質感とカール感は、やはりデジでしか出来ない。

 

最近はカールっぽいデザインから、

ほつれたウェーブに変わってきてるから、

お客様の気分に合わせて、

コールドパーマと上手く使い分けをしたい所。

 

 

 

 

よく、デジパーや縮毛矯正の後は、パーマがかからなくなる…

 

なんて、時代錯誤な事を言っている人達が沢山居られますが…。

 

もう、そんなのとっくに終わってます。

もしも、まだそのような施術しかサロンで出来ていなかったら、

相当ヤバいです。。。

そういう施術をしているサロンがまだまだ沢山有るって事に、相当憤りを感じていますが…

 

熱を使うかどうかは、髪質とデザインです。

これは、お客様が決めるメニューではありません。

 

僕達が提案したいデザインによって、使い分けられるべきです。

だから当然、次回は通常のコールドパーマになる事もあります。

ついでに言っておくと、縮毛矯正の上からスパーラルパーマ。かかりますよ…。

 

それは、お客様が決める事ではなく、僕達が正しく判断をすることが大切です。

 

自己満の拘りは要らない。

 

だけど、お客様の幸せに繋がるのなら、

いくらでも努力して、小さな違いにこだわるべきでは?

 

ほんの小さな事の積み重ねの先に、大きな分かれ道が待っている。

 

お客様の髪を傷めているのは誰ですか?

デザインし続けられる髪を、きちんとキープしてあげることも、

大切な美容師の仕事です。

 

カッコ良いこと言ってても、

自分の技術のせいで、次の施術が出来ないんじゃ、

それこそ格好悪いよ。

 

髪は女性の命です。

 

安売りとは一線を画す…

 

しっかりと一生涯お付き合いが出来る様に、

switchのスタッフは、これからもしっかりと勉強していきます。

 

P.S.

明日、アリミノさんでもっとデジパーを楽しくするセミナーやります!

オシャレなデザイン創りますよ〜☆彡

発信する…受信する…。

皆やってますね。

SNS。

 

本当に、いろんな人がやってる。

 

まぁ当然、やってないよ!っていう人も多数いるんだろうけど。

 

1対1、若しくは1対複数でも、

コミュニケーションツールとしてSNSを使ってるってのは、

まぁ普通にアリだよね。

縛られずに、便利に使ってる範囲であれば、本当に必要なツールだと思う。

特にLINEとかね。

 

 

それはさておき。

 

僕は美容師なんで、職業人としてSNSを使っている側面もある。

そういう人も沢山いると思う。

 

これがね…。

 

良くも悪くも、情報の垂れ流しというか、

凄いスピードで、要らない情報も含めドンドン流れてくるよね。

見なくてイイ物も、いっぱいある。

 

僕は、美容師として発信した方が良いと思う事があるので、

半分は仕事のツールとして使っています。

Facebookなんかは、半分プライベートで繋がってる人だけど…

 

ただ、

美容師として発信をするならば、

ブログもそうだし、FacebookにTwitter、Instagramも…

ネット上での発信には、ちゃんと責任持ってやるっていうか、

自分の名前と顔を、ちゃんと出してやって欲しいな。

 

 

TwitterとかInstaは、Followだからまぁ良いとして、

Facebookって、繋がる=友達じゃん?

申請くれても、誰だか分かんない人。

いっぱいいるよ。

 

貴方、そんなに有名じゃ無いですから。。。

 

だから、ちゃんとそれぞれの場所で、わきまえて欲しい。

前もってメッセージしてから友達申請するとかさ。

どこどこの誰々です。こういう理由で申請してます!とか。

あるでしょ。

いい加減、人間疑われますよ。

 

FBの設定で、中には友達になってからじゃないと、メッセージを受け付けていないっていう人もいるみたいだけど、

こういう人は、そもそも知らない人の友達申請は受けないんじゃない?って事も、ちゃんと見た方が良いよね。

 

誰から構わず申請を送っている人は、そういう所は考えて欲しい。

 

僕は、基本的にプロフィールも記事もオープンにしているので、少しくらいはチェックしてから、申請を送って欲しいな。。。

 

それと、

匿名で、人の記事とかを勝手に盗用するとか、

人の事とか物とか、勝手な判断でケチ付けるとか、

そういうの、ダメじゃない??

文句有るなら、ちゃんと直接伝えれば良いのに。

 

僕は、こういうスタイルで発信するから、

まぁ、よくご批判も頂きます。

でも、それで良いと思ってるしね。

 

発信を、自分の名の下に出来ないのって、

信用されないよ。

そういう情報は。

 

ドンドン垂れ流されていく情報の中で、

誰が言ったか?

誰に聞いたか?

どこからの情報か?

 

ていう、誰の発信なのか?

って、凄く重要だよ。

 

って、思うんだけど…如何ですか?

 

 

それと…

受信ばっかになってる人。

 

大丈夫ですか??

 

1日の時間は限られてるよ。

 

発信に使ってる時間より、受信の方が多いと、

結構ヤバいと思うな。

 

美容師の発信は、何もSNS上だけじゃ無いよね。

 

目の前の一人一人のお客様に、もっと伝えるべき事があるはずだよ。

 

セミナーで沢山の人に伝える事もそう。

毎日スタッフに、沢山の事を伝えるのもそう。

 

 

ネットでの発信と、リアルに目の前でする発信。

 

どちらも上手く使っていきたいよね。

 

どちらも受け身じゃ…ダメですよ、きっと。

 

しっかりと発信できるように。

全てはお客様の為ですよ。

ゆとり世代はダメなのか???

先日、ヤル気・モチベーションについて話をして欲しい、

っていう依頼を受け、

2時間程、お話をさせて頂きました。

 

さて、

美容師にとっての、“ヤル気” とは?

 

そもそも依頼があったのは、所謂ゆとり世代…の教育が難しい。
どうやってモチベーションを上げて、キープさせていくか??

みたいな所からだったと思うんだけど。

 

僕自身、そんなにモチベーション高くやれてた訳ではないし、何方かというと、元々かなりムラがあった方なので…。

しかも、アウトローの方がカッコいいとか思ってる、今から思えば、相当扱い難いヤツだったし。

僕たちの世代は、多分こういう人が多い…

 

仕事上の、モチベーションのムラが無くなったのなんて、多分かなり大人になってから…

30過ぎてからじゃないかな⁉️

それでも、まだ迷いや葛藤もあったな。

 

何かね…

今思えば、凄く変な話なんだけど…

 

「俺、本当はそんなに良い人じゃないし、

良い人ぶって毎日過ごしてる自分は、俺じゃない!!

本当の自分は、凄くいい加減だし、自分勝手だし、本当は人の事なんてどうでもいいし…

そんな自分が、こうして支持されて、人が集まってくれて、何かちゃんとした大人の様に振る舞ってるのって、

何か違うんじゃないの???」

 

みたいな、自分の中での可笑しなせめぎ合いがあったりして。。。

 

僕は、美容師の仕事が接客業だ!って事自体、よく分からない様な状況で仕事を始めてしまったから、

もう、最初の頃なんか大変だった。

 

やる気とか、モチベーションとか、

そんな良いモンではなく、

あいつには負けたくない!とか、

自分が一番になれなきゃ嫌だ!!

 

みたいな、

どちらかというと、負のパワー全開だった気がするな。

 

「人に頭下げてばっかの大人になんかならねぇぞ!」

「一生人に言われたことを言う通りにやる位なら死んだ方がマシだ!!」

みたいな。。。

 

おまけに、負けたくないのは同期とかだけなら良いんだけど、

2つも3つも上の先輩とかにも、

結構喰って掛かって、

「先にスタイリストに成っちゃえば、文句言わせない!」

くらいの感じだった。

 

頑張ってるんじゃなくて、

ただ周りに負けたくない!っていう、超・自己中な感情。

 

いや、、、

扱いにくい新人だったと思います。。。

当時の先輩には、本当にご迷惑をおかけしていたと思います。

 

まぁ、それでも。。。

 

結果的には、こんな気持ちが原動力になっていて、

「自分達だけ、ムダに朝の出勤時間が早いのはおかしい!!」

とか、

「こんなかったるいミーティングなんて止めましょう!

来月から、俺に司会やらせて下さい!」

とか、

皆の不満の代弁者みたいな感じで、意外とコレはコレで認めてもらえてた様な気がするな。

 

前向きな力でも、一見後ろ向きなネガティブな力でも、

結果が前に進んでいれば、それで良いんじゃないの?

 

と、今でも思う。

 

まぁ、僕がアシスタントだった頃とは、当然時代も変わっていて、世の中のいろんな仕組みやら風潮やら、いろんな事が違う。

 

僕が感じる一番の違いは、

日本人の心の余裕。

 

景気が悪くなったからそうなのか?

IT革命で、世の中のスピードが速くなったからそうなのか?

将来に期待が持てないから??

 

まぁ、理由は分からないけど。

 

いずれにしても、余裕が無い。

 

大目に見る。

待つ。

様子を見る。

任せてしまう。

 

そんな心の余裕が、世の中的に減ってはいないか?

 

今時の若者は、

直ぐに答えを求めたがる。

言われたことしかやらない、出来ない。

ゆとり世代は、モチベーションが低い。

 

そうなのかな…?

 

直ぐに結果を求めているのは、その上の世代ではないのか?

言った事以上のことをやる前に、次の仕事をやれと頼んではいないか?

考えて行動する時間を与えていないんじゃないのか?

僕達の感覚と同じモチベーションを求めてはいないか?

 

因みに、僕は1970年代生まれ。

僕が中学の時は、尾崎の歌みたいに、リアルに学校の中をバイクが走ってました。

スクリーンの中でタバコを吸っている松田優作が、最高に格好良かった。

 

そんな僕も、大人に認めて貰えて変われたし、今があると思ってる。

 いつの時代でも、ダメな奴はやっぱダメで、
でも、その境目って結構ビミョーなバランスで。

時代は変わっている。

変わらなきゃイケないのは、僕等大人世代ではないんだろうか。。。

 

僕がアシスタントの時は、技術の未熟さを叱ってくれるお客様が沢山いた。

その方達は、文句を言いつつもまた来てくれる。

そんな、余裕を持った大人が沢山いた。

 

 

今は昔…じゃない。

 

今、この時をどうするのか?

若い世代のせいにして、色々文句言ってたって仕方ない。

どう彼等と上手く走って行くか?

 

なんて事を、思う次第です。

 

彼等の世代の価値観をこちらが理解しない限り、

彼等のモチベーションなんて、きっと上がらない。

 

人は、認められる事が、一番やる気に繋がる…よね。

彼等を認める余裕が必要なのは、

僕等の側だよね。。。

 

って、甘やかしですか???

カラーのレシピ。。。

先日、

記事にした明るい白髪染め。。。

に乗せてた僕のカラー。

 

何のカラー剤でやったのか?に続き、レシピの問い合わせが多い。。。

です。

 

 

IMG_4158.JPG

 

まぁ、髪質が違えば、

当然染まりも違うので、飽くまでも参考程度に。。。

 

八染草彩

13レベルのライトナーに、パウダーを8%ミックスします。

パウダーは、6BとAsh 3:1  です。

 

白髪の%や、元々のメラニンの量によって、

かなり仕上がりはブレます。

これは、普通のアルカリカラーでも同じなんだけど。。。

 

やはり、検証ですよ。

カラーは、染めた数だけ上手くなる。

失敗では無くデータになるので、一つも無駄なことは無い。

 

後は想像力ですね☆彡

 

頑張って下さい。。。

ヘアカラーのクオリティ。。。

先日、

【明るい白髪染め】について記事を書いて、

かなりの反響がありまして。。。

 

明るい白髪染め。。。

続・明るい白髪染め。。。

 

まぁ、ちょうど僕等世代、

団塊ジュニアと呼ばれている40代から上が、人口的にはかなり多くて、

当然サロンのお客様にもその世代が沢山いらっしゃる。

 

ヘアカラーという、美容室の主力メニューに於いて、

白髪と向き合うという、極々当たり前のことに、

結構悩まれている美容師さんが多いんだな…

と、改めて感じました。

 

IMG_4189

 

 

 

この写真。

明るさで言えば、8LVになります。(15LVスケール)

 

明る過ぎず、暗過ぎず。

 

ちょうどこのファーストグレイといわれる、

チラホラ白髪が気になりなじめた世代に、

一般的にハマる所じゃないでしょうか。

 

 

IMG_4188

カラー剤の区分けで言えば、

これは白髪染めです。

 

混ぜ物無し、8LV単品。

 

来年の春発売のグレイカラーをテストしているんだけど、

かなりのクオリティですね。

 

1本のカラー剤でここまでイケる様になってます。

どんどん進化してるね!!

(2剤は勿論、変えて塗り分けですよ!)

 

そうそう。

いまswitchで使ってるカラー剤。

僕等でプロデュースして、テストして出来上がった物を使っています。

 

 

 

僕もお客様に、

「そろそろ白髪染めした方が良いですか??」

って、よく聞かれます。

 

「白髪染めとか普通のカラーとか、今はあんまり関係無いんですよ」

 

と、僕は答えています。

 

 

もうね。

白髪染めとファッションカラーを別々に考えて、

分けていること自体が、

もうナンセンスに感じます。

 

白髪は、究極のハイトーン

 

と捉えれば、全然難しくないはず。

 

 

白髪率

 

つまり、その部位毎に白髪が何%位有るのか?

を、

しっかりと見極め、

カラー剤をコントロールしていく。

 

ブラウンの量と、色物の彩度。

 

普段から、こういう事を普通に考えてやれば、

ごく普通に出来る。

 

カラー剤のミックスの極意。

 

言ってしまえば、メラニン・コントロールかな。

 

ホームカラーのクオリティも中々なもの。

ダメージは半端ないし、しっかり染まる事以外はとても勧められたもんじゃないけど…

 

しっかりと勉強して、情報をしっかり仕入れて、自分達の物にしていかないと。

 

やれてる所とやれてない所。

ますます差が出てきてるよね。

 

1ランク上の、ハイクオリティなグレイカラー。

 

 

白髪染めはオシャレにならない、と諦めている方。

 

もうそんな時代は、とっくに終わってます。。。

 

継承していく。。。

 

 

switchでは、

 

個人がカリキュラムに沿ってやっていく、個人レッスンと別に、

定期的に全員参加で勉強会をやっています。

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基本的に技術は、

 

見て覚える!

それを、反復して身体で覚える!!

が、非常に多いです。

 

だけど、

見ているだけでは分からない部分っていうのも、

実は沢山有って。。。

 

 

IMG_4097.JPG

こうしてスタイリストが、

細かい所を一つ一つ言葉に置き換えて伝えています。

手先の技術的なこともあるんだけど、

 

「何故こうする?」

「今やったコレ、こう意味があるんだよ!」

って感じで、

サロンワーク中のOJTでは、中々伝えられない本当に細かい事。

 

でも、実はこういう細かい所が、

お客さんの求める所だったり、

技術の向上のヒントになったりするんだよね。

 

 

IMG_4096.JPG

 

ヘアデザインにも、

何となく流れというか流行みたいな物があるから、

今はあまり使わない技術とか、

逆に、いま絶対に押さえておかなきゃイケない技術とか、

いろいろある。

 

でも、

必要の無い技術って、多分ない。

中には、もっと合理的に整理していくことによって、

結果使われなくなっていく技術や道具もあるんだけどね。

 

ここ数年なら、カールじゃ無くてウェーブをアイロンで作る。

コレは、今ならストレートアイロンでやっちゃうんだけど、

3本のアイロンを組み合わせたウェーブアイロンってのもあるんだよね。

 

 

iron

 

 

一般の人は、コッチでやってる人が多いんじゃない??

僕等は、場所によってリッジの深さを変えたりするから、ストレートアイロンの方が良いんだけど。

 

 

 

このストレートアイロンでやってるウェーブって、

昔マーセルウェーブって言われてたのが、進化したらこうなったんだよね。

この1890年代当時は、火鉢に突っ込んで暖めたコテ(アイロン)でやってたんだよね。

 

marcer

 

僕が美容学校に行ってた頃の教科書には、まだ載ってたな。

一回だけ、学校の先生から見せてもらったことがあるけど…

皆、知らないよね(笑)

 

だけど、ルーツや歴史を知ることも、

とても大切だと思うな。

 

なんて事を想いながら、

スタッフにいろんな事を伝えたりしています。

 

 

 

技術と知識の継承。。。

 

巷では、労使問題とかいろいろ有るけど、

こういう所も分かった上で議論したいよね。。。。

続、明るい白髪染め。。。

昨日の記事の反響がかなり大きく、

沢山の問い合わせが、僕の方に来てしまいまして…(笑)

 

今回使用したのは、

オレンジコスメさんの八染草彩という、

パウダー状のカラー剤です。

 

hassen

 

 

詳しいことは、取り扱いのある代理店さんに聞いて下さい!

とんでもないポテンシャルを持っているな!!!

という事だけは言えます。。。

 

 

このカラーに関しての講習等の依頼は、

オレンジコスメさんや代理店さんにリクエストして頂ければ、

もしかしたら僕がやるセミナーが実現するかも知れません。。。

(個人的なサロンさんへの臨店講習等はお受けしておりませんので…。)

明るい白髪染め。。。

40も半ばに差し掛かると、出て来ますね、、、

 

 

白髪。。。

 

この歳にしては、そんなに多くはないんですけどね。

 

白髪染めは、暗くしか出来ない。

明るくすると、白髪が浮いてしまう。。。

 

そんな、お客さん目線からも美容師目線からも、

何とかしたい「明るい白髪染め」問題を、

解決すべく色々思案している所なんですが…。

 

 

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結構、明るくなってると思いませんか??

 

15LVスケールで、11レベルくらいでしょうか。

 

アッシュ系ブラウンですが、アッシュもイイ感じに効いていて、

言わなきゃ、白髪染めって分かんないでしょ?!

 

シングルカラーでここまで染まれば文句ナシ!!

と思いますが、、、如何でしょうか?!

 

っつうわけで、

白髪が気になるけど、普通の白髪染めは嫌だ、、、

って方には朗報ですよ☆彡

 

しかも、今までのアルカリカラーより、随分アルカリ量も少ないので、

全然頭皮が染みないし、ダメージもかなり少なくなります。

 

ちょっとした工夫が要りますが、理屈が分かれば簡単です☆彡

パウダーカラーのポテンシャル。。。

素晴らしい☆彡

 

ちゃんとね。

進んでいるんですよ。

多くの方の要望に応えられる様に、まだまだ研究していきます!

パーマ屋魂を伝える。。。

大阪で、SSA・BASICコースRound2 パーマ編

6時間ぶっ通しで、パーマの基礎をお伝えしてきました。

 

IMG_4110

 

基礎と言っても、知らない方がやはり多く、

????の連続だったようです。

 

様々な髪質をフォーマット化して分類する。

フォーマットに基づき、しっかりと毛髪診断を行って、

髪の状態に合わせた還元剤を選ぶ。

数値化されたダメージレベルと照らし合わせ、

ダメージレベルに的確に合わせたアルカリ度を設定する。

イメージするデザインに合わせて還元値を決めて、ロッド選定と回転数を決定する。

 

こうやって書き出すと、一つとして曖昧には出来ない項目ばかりなハズなんだけど…

 

中々に難しいようでして…。

 

如何にコレまでの美容業界の中で、技術以外の本来なら数値化出来る部分が、経験と感覚という名の曖昧さに、伝わっていかない物になってしまっていたか。。。

 

これじゃ、

本当はもっともっとデザインする事に、意識を集中したいのに、

結局の所、髪のダメージや髪質の部分に翻弄され、

イメージした通りのデザインに中々ならず、

結果は…パーマやらない!アイロンでスタイリングすれば良い!!

って事に。。。

 

 

経験でしか埋められない感覚なんて…

 

勿論、最終的にはやった数だし、経験に勝る物は無いんだけど…

分かっててやるのと、出口が見えないままひたすらやるのじゃ、

全然、結果出すまでのスピードが違うよね。

 

勉強で埋められることは、勉強すれば良い。

分からない事は、教えてくれる人に頼れば良い。

 

僕達が勝負しなきゃイケない所は、何時間・何年かかって頑張ったか?

じゃない気がするんだよね。。。

 

何年キャリアがあるかより、どんなデザインが出来るか?だし、

むしろそんなにキャリアが無いのに、バンバン結果出してる方が、よっぽどカッコ良い気がするんだけどな。。。

 

無駄に時間ばかりかけるより、サッサと必要な知識を身に付けて、

もっと真剣に、目の前のお客様に向かい合った方が良いと思う。

 

っつうわけで。

 

パーマ、出来る様になると楽しいですよ☆彡

 

受講して頂いている皆さん。

初めは、メッチャ苦しいと思いますが…

明るい未来に向かって、一緒に頑張りましょう!!