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いつからやるのか??

大村トップスタイリスト科3年生の授業が最終回でした。

1年生のやっとロッドが巻ける様になったか??って位の時期から、僕のパーマの授業が始まって、正味2年ちょっとかな。

まぁ、よく付いた来たと思います。

 

現在、僕はSSA(SACRO  SCIENTIFIC ACADEMY)に所属していて、全国で沢山のプロの美容師さんに、パーマやカラー、ヘアケアのことなどをお伝えするセミナーなどをやっています。

かなりキャリアを積んでいる方でも、しっかりと理解して実践に落とし込むというのは、中々大変な様で、何度も何度も復習と検証を繰り返しながら、ようやく少しずつ身に付いてくる。

という状況な訳ですが。。。

 

そもそも、全国的に見ると、パーマが苦手、若しくは余り得意ではない美容師さんが圧倒的に多い状況です。

プロ向けのセミナーなんかは、少しでもそんな状況が良くなっていけば良いな…という想いでやってたりするわけです。

しかしね…。

中々、状況は変わりませんね。。。

 

そりゃそうなのかな?とも想う。

今まで余りやってこなかったパーマ。

苦手だからやってない。

だから、苦手意識が強いというか、失敗するのが怖くなってるのかも。。。

先輩達の失敗を見ていたり、自分の髪で上手くいかなかった経験があったり…。

 

っていうか、サロンの看板背負ってサロンワークをやっているのだから、失敗するリスクは負いたくない。

だから、中々チャレンジが出来ない状況で、1歩前に踏み込むのが難しいんだろうね。

だから、相当本気で取り組まないと、中々結果が出なかったりする…。

 

やもすると、今までの経験が邪魔をして、違う切り口で仕事をやることや、自分のやり方を捨ててみるというのが難しい、結局変われなかったりして…。

IMG_2777.JPG

 

で、
今、正にオオムラでやっているパーマの授業というのは、SSAでやっている様なハイレベルな内容にかなり近い。

前回の授業の後、今回まで約2ヶ月の間に、20名にパーマをかけるという、ちょっと大変な課題を出していたわけだけど。。。

1人につき、1~2回の失敗はあった様だけど、回を重ねる毎にかなり精度が上がっていて、「おっ、結構上手いじゃん?イイ感じにパーマ掛かってるじゃん??」って感じで、確実に上手くなっている。
失敗といっても、かなりのブリーチ毛だったりで、初めから上手くいかないかも…という前提でやっててね。
それはそれで、何処が限界なのか?を知るいいきっかけになっていたり。

 

取り敢えずパーマが掛かったとか掛からなかったとか、そういうレベルではなく、きちんとデザインとして成立している。

学生でこのレベルまでいけてるのは、かなり驚きです!
(まぁ、出来る様になる為の授業なんだけど…)

彼等は、当然毛髪の構造や薬剤の知識もしっかり持って、アルカリ度と還元値、W効率とロッドの回転数を駆使して、正確にデザインに落とし込んでいきます。

そう。

プロでも中々難しい考え方を、彼等はごく当たり前にやっています。

 

薬剤のコントロールが、かなりのレベルで出来る様になっているので、仮に上手くいかなかった場合でも、何故上手くいかなかったのか?ということが、きちんと検証出来ています。

ex. アルカリが足りなかったのか?
ダメージに対しての薬剤チョイスは間違っていなかったから、ロッドの選定が悪かったのか?
ちゃんとパーマも掛かっているのに、スタイリングが上手くいかない…ということは、やはりベースカットのレイヤーが足りなかったのかな?

とか。

 

なので、彼等はカットがもっと上手くなれば、飛躍的にパーマが上手くなると思う。

というか、精度が高まるという言い方が正しいのかな?

 

彼等が、何故そんなにパーマが上手くなるのか?
という、単純な疑問。

 

やはり、やった数なんだよね。。。

彼等は、多少の失敗は、仕方ないで済んじゃう。

だから、リスクが多少合ったとしても、チャレンジ出来ちゃう。

これって、中々現場に入ってしまうと、難しい問題だけど…

やり方は工夫と努力をすればいくらでもあるはず。

 

それから、余計な概念や間違ったやり方を覚える前に、正攻法を知ること。

これが、凄く大切なのかな。

 

学生は、初めから正攻法だから、あまり分かっていない段階から、ほとんど失敗をしない。

だから怖がらずにチャレンジ出来る。

成功体験の摘んで上手くなる。

 

こんな感じ。

 

 

そう考えると、どんな教育を受けて育っていくか?は、これからの美容師にとって、本当に大切な命題になっていく。

自社で解決出来ない問題は、もしかしたら教育のアウトソーシングも、必要なんじゃないのかな?と思ったりします。。。

 

現実、SSAには今既に伝える立場にある(各々がセミナーなどをで活躍している)人達がどんどん受けに来てくれているけれど、その現れかも知れないね。

 

いつ、正しい基礎知識を学び、技術・デザインに結びつけていくか?

余計な知識が無い、出来るだけ早い方が良いんだろうけど、、、

本当は、どの美容学校でも、本当に必要な基礎知識が学べる様になると、現場としても助かるんだけどな。。。

ん?攻めてる??

僕が書いてるブログ。

 

あの内容、良く書けるね!

って、言われます。

あんな事書いちゃって良いの??的ニュアンスで。。。

「攻めてるね!!」みたいな。

 

はい。。。

全く、そんな感じではないんですけどね。

全然、攻めるつもりとかない(笑)

ただ、その時に想ったことを、ストレートに書いているので。

 

まぁ、言葉とかがキレイじゃないから、余計にそういう風に捉えられるのかも知れないけど。

 

ただ、ある程度の事を辨えてさえいれば、別に言論の自由というか…。

自分の言った事、書いた事にちゃんと責任持ってれば、それで良いんじゃないのかな?

って、想ってます。

 

僕自身は、別にHappyが売りとかではないので…。

かといって、ネガティブな人間でもない。

まぁでも、負のパワー!みたいな所は、あるのかもね。

根がPunkなんで。

No Future ! とは思わないけどね(笑)

 

いずれにしても、、、

もっと、いろんな発言や情報発信の形があって良いと思うんだけどな。。。

 

自分のケツ、自分で拭ける様にさえしていれば。。。

 

やっぱ、何が正しいの?

ってのを、知りたい人っていっぱいいると思うし。

だから、自分が正しいと思って発信することが、誰かの役に立ってたりするんじゃないのかな?って、自分では思ってる。

 

正しいか正しくないかは、読んだ人が決めれば良いから。

 

なので、僕は、反論はあって当然!というスタンスです。

皆が、そうだよねぇ!なんてこと。絶対無いと思ってるし。

 

なので、、、

これからも、そのような方向で、思いを粛々と綴って参ります。。。

ノンシリコンシャンプー、その後 Part2。。。

引き続き、ノンシリコン・ネタいきます。。。

 

前回は、洗浄成分についていろいろ書きましたが、

ノンシリコンって事で、

そもそも、シリコンが何の為に入ってるの?

入ってなければ良いの??

っていう、根本の所。

 

元々、シャンプー剤にシリコン(正式にはシリコーン)が入っている(入っていた)理由は、

この20年くらいの間に、ヘアカラーをすることが当たり前になって、ダメージヘアが増えた。

それ以前は、余りヘアカラーをやっている人がいなかったんですね。(髪を染めているのは、水商売の方かバンドマンか、はたまたヤンキーか…位。)

良いシャンプーって言われているのも、アミノ酸系のものがいくつかあったくらいかな?

それ以外は、サロンで使っている物でも、高級アルコール系のものが多かったですね。

なので、ヘアカラー、特にホームカラーで恐ろしく傷んでいる人が増えて、通常通りシャンプーすると、絡みまくって洗えない!!って、感じになった。

だから、シャンプー時のキシみや絡みを無くす為に、当時、原料コストがだいぶ熟れてきた、シリコーンがシャンプーに配合される様になったんです。

シリコーン自体は、化学的に不活性で、人体にも無害。
(豊胸するのに身体に入れますね?昔、舞の海関が身長伸ばすのに頭に入れたとか…)

処方次第で、洗った後の仕上がりを、いろんな質感に調整しやすいっていうことで、こぞって各メーカーが配合し始めた、ってのが背景のようです。

 

ん?
身体に悪そうなイメージだけど、無害なら入ってても良くない??

そう。

むしろ、自分の髪の状態に合っているなら、全然OK!

 

一時期、かなり残留しやすいタイプのシリコーンが入った商品が増えて、カラーの染まりやパーマのかかりに影響があるという話になったり、頭皮に残ってトラブルが起こる、ってのが話題になって、シリコンってヤバくない??って風潮になったんですね。

(残留性の高いシリコーンも髪の状態がメチャ悪ければ、必要な場合もあります)

 

そこに、ウチのはノンシリコンでっせ〜〜!って、売り文句がハマった。

 

だから、、、

シリコーンが入っているから良くないってのは、実は間違いで、

完全に販売戦略にやられてます!!

 

だって、シリコーン使う代わりに、ガッツリそれに変わるコーティング成分が入ってますから!!

 

結局、洗う為のシャンプーなのに、コーティング剤やら何やらが必要な理由は、

前回書いたみたいに、洗浄力が高い洗浄成分で作られた、原料コストが有り得ないくらい安いシャンプーだから!(販売価格ではありませんよ)

です。

 

なので、きちんと髪の状態にあった洗浄成分を選んでいれば、そもそもシャンプーにシリコーンは必要ない!

ってのが、答えです。

 

はい。

トリートメントには、ほぼシリコーンは入ってます。

サロン専売品でも、です。

そのくらい、きちんと使えば良い物なんですよ。

シリコーンって。

 

皆さんが使っている化粧品にも、かなり使われてますよ。

ファンデーション然り、美容液然り。
日焼け止めなんてシリコーンだらけ。。。

あっ、コンタクトレンズってシリコーン製ですよ。

 

そう。

過剰な宣伝に惑わされず、本当に自分に合った物を選ぶ目を、養いたいものです。

まぁ、そうは言っても、素人の方には中々難しいですよね。。。

なので、やはり専門家である美容師のアドバイスが、必要なのではないでしょうか。。。

 

貴方がお使いのノンシリコンシャンプー。

本当に安心安全ですか???

ノンシリコンシャンプー、その後。。。

以前書いた、ノンシリコンシャンプーについての記事は、大変な反響がありました。

【ノンシリコンシャンプーに踊らされる事なかれ。。。】

まぁ、あれから1年以上が経過しているけど、
僕の想像以上に、ノンシリコンブームは続いており、
もはやノンシリコンというワードは、
その時の流行とかではなく、完全に市民権を得たんだな…と、
改めて実感する次第です。

何度も言っていますが、サロンで使われているシャンプーは、昔からノンシリコンです。。。

 

ところで、

最近の、巷のノンシリコンシャンプーは、キシまない!ってのが売りのようですね…。

シャンプー時のからみ=悪

の図式が、キーワードですね。

 

よくよく考えてみれば、

何故、絡まったりキシんだりするのか??

って事なんだけど、、、

 

結論から言えば、

① 髪が傷んでいるから。

② シャンプーの洗浄力が強すぎるから。

という事です。

 

先ず、1番の髪のダメージ。

そんなに急には良くなりませんね。

特にロングの方々は。

髪の場合、一度傷んだ部分は、元通りには戻りません。

 

ということは、良くなった人は、短く切った人かな。。。

 

次。

シャンプーの洗浄力って、何で決まるのか?

当たり前だけど、洗浄成分です。

シャンプーに使われる洗浄成分というのは、
随分と種類があるんだけど、

市販の物(サロン専売品ではない物)に使われている物は、その内の数種類で、その中のどれか、若しくはその組み合わせです。
ちょっとイイ物をほんの少し、原価が安い物がほとんど…という残念な組み合わせ…。

 

じゃぁ、何で最近の物はキシまないのか?

 

いろんな髪に良さそうな成分が入っているのが良いシャンプーと思われがちだが、、、
そんな高い成分が、安い価格で売られている物の中に、髪に効く程入っているはずがない。
価格を気にする人程、騙されやすい…。

ちょこっと入っていても、ほとんど意味ない。

だって、洗い流すんだから。

洗浄成分で。

 

洗浄というのは、ザックリ言うと油(脂)を分解して洗い流すという事。

だから、やれ何とかオイル配合とか、おかしくないですかね。。。
入れるんだったら、トリートメントの方じゃない?

 

髪に必要な、タンパク質・油分・水分は、洗浄成分にくっつけておかないと、髪には残らないのです。

(この辺は難しいので割愛します。知りたい人は担当の美容師さんへ…。)

 

だから、洗浄成分が何で出来ているかが重要なのです。

 

シャンプーは、水と洗浄成分と僅かな調整成分(上に書いた良さそうな成分もコレ)で来ています。

シャンプーの価格は、洗浄成分の原価で決まると言って良い。

 

良いシャンプーは、キシむかキシまないかじゃなく、

どんな洗浄成分で出来ているか? です。

 

キシむのが悪なら、キシまない洗浄成分にすれば良い 。

でもね…そうすると、高くなるんですよ。

安いのに良い物なんて、そんな虫のいい話。

無いんですよ。

安い物には、安い理由がある。

無意味に高いモノもあるから、高いから良いとは言いませんが…

安い洗浄成分で洗っても、軋まないのは…

何かカラクリがあるって事ですよ。

なので、最近のノンシリコンも、
僕が見る限り、根本は余り変わっていないようですね。

キシませない 何か…が、入っただけ。。。

 

細かいことは、余りココには書けませんが、

台所やお風呂場の洗剤と同じ洗浄剤で、頭や身体を洗うの…良い加減止めませんか??
(洗浄成分のことを調べれば分かります。。。)

 

若いウチは良いんですよ。

脂も沢山出るし、細胞間がミッチリと詰まっているから、多少の刺激には負けません。

でも、それも20代の前半迄です。

それ以降は、必要以上に脂を取りすぎると、
たるみやシワの原因になります。

また、細胞の間が開いてくるので(キメが粗くなる…)刺激に弱くなります。

年齢と共に、敏感肌に変わっていくのは、このせいです。

 

安いシャンプーを使っていて、
お肌のお手入れを丁寧にやっている方は、かなり残念です。。。

 

顔は、頭皮に吊されています。

頭皮がたるんだら、顔がたるむのは当たり前です。

 

えぇ、

じゃぁ、何を使えば良いんだよ!という話になるわけですが、、、

一人一人、頭皮の状態も髪のダメージの状態も、その時のヘアスタイルも違うわけです。

なので、何で洗えば良いのか?は、

その辺をきちんと把握して、適切なアドバイスが出来る人に決めてもらう。

ということです。

それは、貴方の担当の美容師しかいないんじゃないでしょうか。

だから、クーポン使って美容師をコロコロ変えるのも如何なモンかな…と。。。

 

突っ込んだことは、
また改めて書くので、その時までお楽しみに。。。

導き。。。

先日、専属のアシスタントが退職しました。

もう、美容師はやらないそうで…。

 

永く美容師をやっていると、ちょくちょくとこういう事が起こる。。。
(他の仕事でもありますか、、、)

この前、離職率について記事を書いたばっかなんだけど…

 

何かね、、、

考えます、やはり。

 

毎度の事だけれど。

一人前にしてやれなかった感が、かなりある。

申し訳ない感というか。

 

本当は、自力で上がっていくしかなくて、

後押しや、きっかけ作りは周りから出来ても、

結局のところ、自分が望むかどうかでしかない。

 

分かってんだけどね。

育ててやれるなんて事はなく、勝手になるんだよ。

みんな。

 

そもそも、育てようってのが烏滸がましいって事も、

重々分かっている。

 

道を示してやることは出来ても、歩くのは自分。

 

端っから、期待通りに育つなんて想ってないし、

恩着せがましくなるのは嫌だから、

僕は、基本的に放任主義なんだけど。

 

でもさ。。。

 

結局、自分自身が見せられることしか、伝わっていかないんだよね。

 

僕自身が、もっと緩くやれれば、そこまで追い詰めたりはしないのかもな…って。

 

でも、どうしようもない。

前にも書いたことあるけど、、、

お客様一人一人。

やっぱ、、、

何となくは、やれないんだよね。

 

僕自身は、

毎回 “痛み” を感じながらやっているから、手を抜けない。

絶対にパーフェクトはない。

もっと、こう出来たんじゃないのか?

まだまだ出来る事があったはず…と想いながらの毎日。

その出来なかった事の一つ一つが、痛みとして刻まれていく。

 

だから、

どうしてもアシスタントにも、意識レベルでは同じでいて欲しいと思ってしまう。

 

同じ技術は出来ないし、上手く出来ないことだって沢山ある。

だけど、必ず僕がリカバリ出来る範囲で任せている。

本人が全力でやっている限りは。。。

僕も、ギリギリの所を判断して、任せる範囲を決めるから、

当然、ギリギリまで頑張らないと、上手くなんか行きっこない。

そこんとこのギリギリの緊張感や、負荷の連続が成長に繋がるって信じている。

 

でも、結局はそこの負荷のかけ方なのかな。

本当に難しい。。。

 

そこまで真剣になれない。

ついて行けない。

やっぱり自分には無理です。。。

って。

 

自分自身の理想とする所には、

僕自身まだ全然辿り着けてなくて、今でも必死なんだよね。

だから、レベル下げてこれぐらい…なんてのは死んでも出来ない。

 

緩さと優しさは違う。

どちらかというと、厳しさと優しさの方が、僕は近いと想っている。

楽しさは、厳しさを越えたその先にしかない。

 

一生喰っていけるだけのを。

人を幸せに出来るだけのを。

 

そんな簡単に身に付く物じゃないし、

生半可な覚悟じゃ、端っから無理なんだよね。

 

芸を身に付けるってのは、そういう事。

 

だから、やはり僕自身のスタンスは変えられない。

待つことは、いくらでも出来る…

本人が望むならば。

 

元々、技術なんて自分が一人で編み出したとか、そんな大層な物ではないから、全部丸ごと伝えるつもりだし、全部出し切ったところで、全部伝わらないのも分かってるし。

出し惜しみすることなく伝えるから、そこを越えていって欲しい…。

 

 

初めから無理だったのか、

導く方法が違ったら、未来が違っていたのか…。

 

答えは見つからない…

教育については、永遠のテーマなのかな。。。

美容師として。。。

 

 

先日完成した、

switchオリジナルのフリーマガジン

YELLOW[GIRLS]

前号から、遠方ですが、どうしても送って欲しい…というご要望を沢山頂き、

限定数ではありますが、少しでも多くの方に見て頂ければ…という事で、お送りさせて頂きました。
(郵送分の受付は、既に終了しております…)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

相当数のコメントを頂いていて、

スタッフのテンションも、かなり上がっています。

本当に有り難う御座います。

こういう、幸せの届け方ってのもあるんだね。。。
(お互いにね…)

スクリーンショット 2014-08-06 13.53.06

 

IGにも、沢山の方が「届きました!」という投稿をしてくれていて、

出来れば、こちらでもどんな方に届いているのか知りたくて、

#yellowgirls見ました

というハッシュタグを付けて頂く様に、お願いをしています。

 

で、、、です。

 

美容師の原点って、こういう事だな。。。

って、改めて思ったんです。

 

皆さんのコメントを読ませて頂いて。

 

もうね。

頑張るしかないわけですよ。

この、皆さんのご期待にお応えするには…。

 

期待度の高低は、多少色々あるとは思いますけど。

 

これが、美容室にいらっしゃるお客様の気持ちだと思うんですね。

 

このくらいのお客様の気持ちに、自分達・美容師が応えていくには、

どのくらいの覚悟と想い、準備が必要なのか。。。

 

きっとね。

何か感じて頂けるんじゃないか?と思うんです。

 

美容師さんで、Instagram をやっている方。

是非、#yellowgirls見ました で検索かけて、

コメントを読んでみて下さい。

 

美容師。

 

本当に素晴らしい仕事ですよ。

 

もっともっと。。。

 

僕達には、出来る事があります。

夏の頭皮は、正しくクレンジング☆彡

暑い日が続きますね…。

元来、冷房が余り好きではないんですが、

流石に寝る時でもエアコンを切れず、微妙に朝がダルい。。。。

 

まぁ、そうは言っても、

しっかりと汗をかいて代謝を良くしていかないと、

浮腫みやすく、夏バテしやすくなるので、
しっかりと水分補給して、しっかりと汗をかく。

その辺りのバランスをきちんと取りたいものです。

 

さて、

寝てる時にかく汗。

ちょっと歩くと汗が出る。

意外と、頭皮が湿っている状態が続くこの季節。

 

頭皮のトラブルが出て来やすい時期ですね。

 

人間の皮膚には、皮膚常在菌が存在します。

通常、この菌が皮脂や汗を分解して、皮脂膜が出来るお手伝いをしています。

皮脂膜というのは、天然の保護クリームと言われ、皮膚のバリア機能を担っている物です。

img1108

 

頭皮が清潔な状態であれば、皮膚常在菌がきちんと働いて、皮脂膜で頭皮が守られている状態ですが、

頭皮の湿度が高い状態が続く(汗で濡れている)と、
この皮膚常在菌のマラセチア菌が、爆発的に増えて痒みの原因になります。

また、マラセチア菌が皮脂を分解する事で、皮脂膜が出来るわけですが、

この時に出来る遊離脂肪酸が、時間が経つと過酸化脂質に変わります。

この過酸化脂質が、毛穴の詰まり・臭い・炎症の元になっています。

 

ということで、夏に必要なケア。

○なるべく濡れた状態を放置しない。
・お風呂上がりは、なるべく直ぐに乾かす
・汗をかいたら、なるべくこまめに拭く

○過酸化脂質の除去
・通常のシャンプーでは中々落としきれないので、
きちんとクレンジングをする。
・ホホバオイルクレンジング
・炭酸クレンジングなど

○寝る前は必ずシャンプーをする
・寝ている間にかなり汗をかきます。寝る前にきちんと清潔にしておくのが大切です。

 

この時期の頭皮トラブルは、酷くなると長引きます。

予防的ケアをしっかりとやっておきましょう!

 

※もし違和感などを感じたら、病院に行く前に一度、担当の美容師さんに相談されて下さい!

正しい対処をすれば、薬に頼らなくても治る場合が多々あります。

かなり状態が悪い場合は、病院での治療をお勧めされると思います。

しかし、抗生物質やステロイドを処方される場合も多く、そうすると必要な免疫力まで落ちるので、注意が必要です。

進んでいます☆彡

 

 

 

YELLOW [GIRLS] f009号

沢山のご注文を頂き、心から感謝致します。

大変お待たせした方もいらっしゃったようですが、

ようやく発送作業も終盤に差し掛かっており、

もう間もなく、皆様のお手元にも届く頃かと想います。

 

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既にお手元に届いている方々からは、

本当に嬉しいコメントを沢山頂戴しています。

スクリーンショット 2014-08-06 13.53.06

皆さんから頂いたコメントに、

スタッフ一同、元気やPowerをもらっている感じで、

サロンのお客様用に制作しているYELLOW [GIRLS] が、

こうやって、また多くの方の手に渡り、

当初の想いとは違う形で、

多くの方と、繋がっていくきっかけになっている事を、とても嬉しく思います。

 

スタッフも告知させて頂いていますが、

instagramで投稿される際には、ハッシュタグ 『#yellowgirls見ました』と是非入れて下さい!

出来るだけ、スタッフからも御礼のコメントなどお返ししたいと思います☆彡

 

f009

 

地方の1サロン switchが、自主制作という形で制作している

フリーマガジン yellow [girls]

 

毎回、試行錯誤を繰り返し、

場合によっては、撮影がほぼ終わっていたにも関わらず、

初めっから仕切り直し!になった事も。。。

こんなのは、外注で作っていたら、まず有り得ないですね(笑)

 

ヘアメイクは勿論、

初めの企画から、キャスティング・ディレクション・衣装のスタイリング・カメラマン・写真の選択・一字一句のコメント…

これら全ての編集作業を、全てswitch staff だけでやっています。

 

外部に頼らないから、

時間も掛かるし、営業時間以外の時間がかなり取られるし、休みもロケに行ったりで潰れる事も。。。

上手い事アウトソーシングしながら、スピード感を持ってやる事も出来るんでしょうけどね(汗)

でも、自分達だけで作り上げるからこそ、
濃い想いが詰まっているし、伝えたい想いが湧いてくるし、
きっとそれが、多くの方にも伝わっているのだと信じます。

 

今回も前回に引き続き、

50名の女の子が登場しています。

 

写真で切り取る、一瞬一瞬の彼女たちの表情。

1枚の写真では伝わらない事。

沢山枚数があっても、その子の写真だけでは伝えられない事。

一冊の冊子という形だからこそ、

伝わるPowerがあるのかな?と。

 

その子だけだったら、違う一枚を選んだだろうし、
もっと沢山の表情が、1ページ1ページの向こう側にはあります。

そんな、
いろんな一枚の写真に込められた、
沢山のストーリーにも、
少し思いを馳せながらご覧頂けたら、幸いです。

 

 

(注)締め切ったのは、発送を伴う遠方からのご注文分です。

switchのメンバーの方は、ご来店の際にお渡し致します!

また、直接ご来店頂ける方には、店頭販売分もまだ若干ありますので!

よろしくお願いします。

 

新しい相棒。。。

 

新しい相棒を迎えました。

craw 1

 

最近また、

どんなシザーを使ってるんですか??と、質問されるので。。。

新調したシザーズの事など、、、最新情報に更新します(笑)

 

今回の記事は、

美容師さんで、ハサミにこだわりがある人じゃないと、つまんないと思います。。。

 

さて、

コレまで23年間、ずっとロングシザーズを使って来ました。

元々7inchのビッグシザーから始まった、僕のキャリア。

 

早い仕事とは?

を追求し続け、デザインとそれを作り上げるまでの時間。

こだわりと止め時の、せめぎ合い。

 

このバランスを取る上で、きっとコレが究極だろう。

という形で去年(2013年)完成させたのが、このシザーズ。

1146

6.3inchの長さ。

ラインをスピーディに切るのと、細かな部分を切る時の小回り。

ブラントだけじゃなく、チョップも心地良いリズムで出来る。

 

顔周りをカットする時に、顔に当たるので、僕は、小指かけを使わない。

だからよりフィット感を上げる為、

指穴の大きさも、指が当たる部分の削りも全て自分仕様。

 

それから、ハンドルと刃の重量配分。

切れ味と、実際に手で感じる重量感。

重いと疲れる。

軽いと切れない。

という、従来の概念を越える為に考えられた、前後のバランス。

 

僕は、元々パネルをかなり厚切りするので、力がないと使えない。

髪の毛を逃がさず一発で切る為のパワーと、持った時に重さを感じさせないという、相反する事をバランスする。

刃に重さがあって、パワーがあるのに、手に伝わる感覚はかなり軽い。

これを実現する為に、

通常の物とは、支点のネジの位置がかなり違います。。。

 

実際に、switchのスタッフ用に制作した、サロンオリジナルのシザーズは、このバランスを元に造っています。

 

 

 

と、

まぁ、これで終わりかと思ってました。

このシザーズが出来上がってから、特に何も困ってなかったし。

 

でもね。。。

道具が変わることによって、違う世界が見える、
って事もあるんじゃないのかな?と思うようになって。

 

それで製作したのが、この5.6inchのシザーズ。

14.13

今まで、一度も手にした事がなかった、ミニシザーズ。
(サスーン系の方は、もっと短いと思いますが…)

 

ずっと、短いシザーでは、時間が掛かるし早く切れない…

という感覚があって、

使いたいと思った事もなかったし、必要ないと思ってた。

 

造ってみようと思ったきっかけは、

昨年末に他界した、DADA Cubicの故・植村隆博氏の影響。。。

仕事上でもプライベートでも親交が深かった、彼へのオマージュですね。

 

以前、ハサミ談義をした事があって、あぁだこうだとお互いの拘りをぶつけ合ったものですが…。

自分なりのこだわりで、彼の言っていた究極のツールを造ると、どうなるんだろう?

それで創るデザインって、何か変わるかも知れない…。

と、単純に想いまして。。。

 

 

コレが持ってみると【目から鱗】というか、

もしかしたら、こいつだけでも良いかも?!と思うくらいの出来栄えで上がってきた。

剣歯仕様。

ハンドルは、シンプルなメガネ型。

craw 2

 

指かけが嫌なので、親指と薬指が当たるところを削って、

ギリギリまでフィット感を高めた。

 

ハンドルの長さは、通常よりも少し長い。

これは、持った時の重量感を最大限に小さくし、

尚且つ、パワーを一番先端から、刃元までしっかりと伝える為。

 

刃の形状も剣歯でかなりパワーがあるので、

ワンレングスも1パネル一発で切れます。

 

また、剣歯でも刃先の幅をかなり精緻に計算したので、
インナーセニングも問題ナシ。

ロングシザーズのパワーと、ミニシザーズの取り回しが、絶妙なバランスで融合しています。

僕の感覚だと、

これ以上短くなると、ラインを一発で捉えるのが難しい。。。

 

ラインでカットする

点を繋いでラインを造る

 

両方出来る、究極のバランス。

 

何かね。

こうやって自分の感覚を、形にしていくのって、凄く楽しい。

実際にハサミが出来上がってきて、カットするまでは、イメージでしかない。

今までの自分の経験と、感覚を総動員して、一丁のシザーズに込める。

 

これまで、僕はラインの構成と組み合わせでカットし、デザインしてきた。

 

今また、これでテンション高く新鮮な気持ちでカットをしています。

もう一度初心に返って、リフティングやパネリングを正確に緻密に取ってみたり。

点を繋ぐ視点に変えて、デザインを改めて見直している。

 

 

ツールの大切さ。

ある意味で拘りを壊して見える事もあるね。

 

まだまだ勉強です。

 

独り言のような記事にお付き合い頂き、有り難う御座いました。。。

 

 

P.S.

いつも僕のメチャ細かくて、しかも感覚でしか伝えられない拘りを、しっかりと形にしてくれるDragonCrawの金子さん。

有り難う御座います!

アラフォー世代に贈る。。。

この季節になると、遠方にいる久し振りのお客様が増えます☆彡

彼女も、そんなお客様の1人。

 

アラフォーですが、攻めてます。。。

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写真ではこんな感じですが…(iPhoneだとこんなもんか…)

根元は13トーンで中間〜毛先は15トーンのハイブリーチ

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内側にはランダムに、

オレンジ・ピンク・イエローのヴィヴィッドカラーを。。。

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少しテクニカルな話をしておくと、

根元のリタッチは、14LVのアルカリカラーで一発塗り。
(8cmほど伸びてましたが、、、)

中間〜毛先のハイトーン部は、既にブリーチされているので、
脱染剤で余計な残留ティントを除去。

ここまでが、ファーストカラー(ベース作り)。

内側のヴィヴィッドカラーは、塩基性でホイリング。

その他の部分は、ペールピンク+モノトーンのマニキュアでトーンコントロール。

の2ステップで行うダブルカラーです。

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やり過ぎにならないバランスで。。。

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彼女とは、

もう、かれこれ17年超の付き合いです。

今回は随分と久し振りだったから、

うちのスタッフでも知ってる子が減ってきたけど…

10数年前、

僕のSHINBIYO デビュー時のモデルは彼女だったんだよなぁ。。。

 

そんな彼女も、2児の母。

10年前から関東に住んでいるので、

中々担当出来ないんだけど、、、

いつも完全お任せなので、好き勝手にやらせて頂いてます。。。

 

今回は、結べる長さで、カワイイ色にして下さい!とだけオーダー。。。

中々、分かってもらえないらしい…

まぁ、

美容師さんも、38歳のお母さんって先に聞いちゃうと、あんまり攻めれないのかな??

 

けど、

この世代でも、ガンガンやって欲しい人、いるもんね。

 

結ぶと出てくるヴィヴィッドカラーも、

全体のトーンを調整すれば、アラフォーでも挑戦出来るんじゃないですかね。。。。

 

 

時間あったら、ちゃんと写真撮ってあげたかったけど…

ゴメンね!